こんにちは。ケンジです。
流行りのFIREについて書きますね。
FIREに一番向いているのは、エンジニアです。もうFIREが目の前にぶら下がっている感じです。
もし、現状だとFIRE達成が全然見えてこないのであれば、エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
スクールに通う前に、【スクール不要】独学で勉強してエンジニアになる方法を参考に、エンジニアに一歩踏み込んでみるのも悪くないと思います。
さて、なぜエンジニアがFIREに向いているのかを、順を追って説明していきますね。
エンジニアにとってのFIREとは何か
FIREはアーリーリタイアのことです。定年を迎える前に、働かなくても生きていける状態を作ることをアーリーリタイア(FIRE)と言います。
アメリカでブームになったFIREですが、ここ数年で日本にもブームがやってきました。
前からリタイアして南の国で暮らしたいみたいな願望を持っている人はいたと思いますが、それは一部もお金持ちの人だけしか達成できない夢でした。
リタイアすることが「FIRE」としてブームになったのは、以下のような理由が考えられます。
- リーマンショック後の株価高騰により、普通のサラリーマンでもFIREできるようになった
- 普通のサラリーマンでも不動産投資に参入できるようになった
- 起業や副業がお手軽になり、収入を大きく伸ばせるようになった
- 定年まで働く、年金をもらうことが当たり前ではなくなった
このような理由があって、FIREが注目される時代になりました。
FIREは、どんな職業の人でもできると言われていますが、その中でも特にFIREしやすいのがエンジニアです。
エンジニアにとってFIREはとても身近な存在で、若いうちにバリバリ働いて、そこからFIREして自由になっている人もたくさんいます。
今エンジニアの人は、FIREできる状態に持っていくことをおすすめしますし、FIREをこれから目指すという人は、エンジニアというプロセスを経てもいいんじゃないかと思います。
エンジニアがFIREに向いている理由
エンジニアがFIREに向いている理由は以下の通り。
- 収入が高い
- 週3日のような働き方ができる
- 基本副業OK
- ITリテラシーが高い
1つずつ見ていきましょう。
収入が高い
エンジニアは、平均に比べると収入が高いです。
dodaによる平均年収ランキングをご覧ください。
平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
全体の平均年収が414万円に対して、IT業界の平均年収は452万円です。たったの39万円と思われるかもしれませんが、
- IT業界は若い人が多い
- フリーランスエンジニアも含めるとさらに年収が高くなる
といった理由から、実際にはもっと収入が高いと言えます。
「投資銀行業務とかの方が収入が高くていいんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、
- 一部のエリートしか働けない
- 業務時間が長い
- リモートワークができない場合あり
- 学歴や優秀なキャリアがないとなれない
などの収入以外の理由から、万人におすすめできる職種ではありません。
もちろん、学歴があってバリバリ働ける人にはおすすめかもしれませんけどね。
そんなエリート職と肩を並べるエンジニア職ですが、学歴が無くてもスキルがあれば評価される世界なので、下剋上しやすい職業とも言えます。
週3日のような働き方ができる
ヤフーが週休3日制度を導入したことで話題になりました。完全リモートワークも実施したことでも話題になりましたね。
東京都でも週休3日制が導入されると話題になっています。
東京都「週休3日制」「子育て部分休暇」来年4月導入へ 小池知事が表明
さすがにこれは民間企業ではなく、都庁内での話っぽいですね。
徐々に働きやすい時代になっていますが、エンジニアは既に働きやすい職種として一歩先を行っています。
エンジニアはリモートワークができる職業ですし、IT業界は働き方改革が早く進んでいるからです。
自由は働き方ができるようになればなるほど、FIRE達成に近づきます。その理由は以下。
- 副業できる時間が増える
- 家賃の安い場所に住むことができる
- サイドFIREがしやすい
リモートワークができるようになると、通勤時間や無駄な会議の時間、飲み会の頻度が減るので、自由な時間が増えます。その時間で副業を始めれば、さらに収入を増やせるというわけです。
また、会社の近くに住む必要がなくなるので、極端に言えば、家賃が発生しないような山奥に住むことだってできるわけです。(ネット回線があれば)
ノマドワークという言葉も流行りましたが、物価の安い東南アジアに移住して、リモートワークしながら生活する人も増えています。
3つ目のサイドFIREについても解説しておきます。
サイドFIREとは、ちょっとだけ働きながらFIREする方法です。完全に仕事を辞めるわけではないので、資産をある程度貯めた段階で達成することができます。
収入が高くて週3日だけ働くことができるエンジニアなら、資産が少なくてもサイドFIREを達成できる可能性があります。
基本副業OK
IT業界では、基本副業OKなので、スキマ時間で副業して、資産を増やすことが可能です。
FIRE達成した人のほとんどが、副業で資産を作っています。会社員だけでFIREするのは難しいのが現実です。
副業として働いていたらFIREとは言わないのではないか?と思うかもしれませんが、好きな時間に好きなことができるという意味では、FIREを達成していることになります。
多くのFIRE達成者は、仕事を辞めてからもブログを書いたり、講演を行ったりして社会との繋がりを維持したり、同じFIRE仲間との交流を大切にしています。
副業を始めたい方は、在宅でできるエンジニアにおすすめの副業を参考に、副業を始めてみてはいかがでしょうか。
ITリテラシーが高い
今の時代、正直ITを使わずにFIREするのは難しいです。証券口座を開いて投資信託を買うとか、ブログを書いて収入を得るとかがFIRE達成の王道だからです。
非ITっぽい不動産投資ですら、ポータルサイトでの物件探しは必須ですし、情報収集にもITリテラシーは欠かせません。
また、サイドFIREを目指す場合も、リモートで仕事ができたほうが自由度が増すので、そう考えるとITリテラシーや、ITを使った仕事というのは必須のスキルともいえます。
当然ですが、エンジニアになればITリテラシーは身につきます。副業やFIRE後の仕事との兼ね合いも考えると、本業エンジニアは、やはりFIREに向いていると言わざるを得ません。
エンジニアがサイドFIREを目指すステップ
エンジニアがFIREを目指すなら、まずはサイドFIREがおすすめです。
フリーランスになって週3日だけ働いて、残りの4日はのんびりと過ごしたり、副業をして資産を作ることができます。
リモートワークなので、沖縄とか海外とかで働くことだってできますし、旅をしながら働くノマドワークもできます。
エンジニアは、フルタイムで働かなくてもいいというメリットがあるので、最大限に活かしましょう。
エンジニアにジョブチェンジするのは簡単ではありませんし、週3日だけ働くというのはさらに簡単ではありません。実現するためには適切なステップを踏まないといけません。
それでも、莫大な資産を作ってFIREをするのに比べたら、遥かに現実的で、誰にでもできる可能性があります。
プログラミングを学ぶ
エンジニアになるためにはスキルが必要になるので、まずはプログラミングを学ぶところからです。
独学から始めても良いですし、スクールに通うのもありです。時間があるなら独学、お金はあるけど時間がないならスクールと考えると良いでしょう。
正社員としてエンジニア転職
エンジニアになるわけですが、目指すは正社員です。
この段階では、時間やお金よりも、スキルと経験を身につけることです。次のキャリアへのステップと考え、我慢する点も多くあると思います。
自由な働き方を目指す
自由な働き方というのは、リモートワークや週休3日などのことです。これを実現するためには、ホワイト企業への転職かフリーランスになるのが最も現実的です。
スキルに自信があるならフリーランスがおすすめですが、まだ安定がほしいとか、不動産投資を始めるために会社員という属性を持っておきたいのであれば、転職もありです。
ここからは収入アップも視野に入れていきましょう。
副業と投資を始める
自由な働き方と収入が得られるようになったら、副業を始めてさらに収入を増やしていきましょう。そして、余ったお金は投資に回していきます。どんな投資をすればいいかについては、下記を参考にしてみてください!
いずれにしても、自分で勉強することが大切です。
サイドFIRE達成
どの段階でFIREするのか、サイドFIREにするのかは各々考えるべきですが、1~4の流れでエンジニアとしてのキャリアを積んでいけば、サイドFIREが見えてくるはずです。
最初のステップである、エンジニアになることが一番むずかしいので、ここで躓かず、やりきれればFIRE達成はかなり現実味を帯びてきます。
まとめ: エンジニアになってFIREしよう!
エンジニアほどFIREに向いている職業はないと思います!
FIREする方法を調べると、固定費を下げて節約する方法が出てきますが、収入が少ない状態で節約をしても限界があります。月収20万円を切り詰めても、20万円以上のお金は残りません。
それよりも、収入を増やすことが最優先です。
- 収入を増やす
- 節約する
- 労働時間を減らす
この順番でFIREを目指すといいでしょう。
収入を手っ取り早く増やす方法は、転職をすることですが、スキルをアピールできるエンジニア転職をするのが一番の近道です。
エンジニアになる方法については、エンジニア転職を成功させる方法まとめにまとめていますので、ぜひご覧ください。