こんにちは、ケンジです。
未経験から半年でベンチャー企業の正社員エンジニアになり、その後フリーランスとして独立をしました。現在、エンジニア歴8年目で、法人化して会社経営をしています。
このブログでは、エンジニアとして転職や独立をしてきた経験を元に、未経験からのエンジニア転職やフリーランスエンジニアになる方法などを解説しています。
今回は、ITプロパートナーズというフリーランスエージェントについて解説していきます。
運営会社 | 株式会社Hajimari |
設立年 | 2015年 |
マージン率 | 非公開 |
案件数 | 4972件 |
平均年収 | 非公開 |
最高月収 | 100万円 |
支払いサイト | 30日 |
まずは、企業情報をご紹介しました。
- ITプロパートナーズのメリット
- ITプロパートナーズのデメリット
- ITプロパートナーズをおすすめする人
- ITプロパートナーズの口コミと評判
ITプロパートナーズのメリット
ITプロパートナーズ最大のメリットは、週2、3日の案件があることです。
フリーランスエージェントのほとんどは、週5日の案件しかないですから、ITプロパートナーズは他には無い案件を持っていることになります。
副業も同時に探せるし、案件の掛け持ちだってできます。フリーランスエンジニアは仕事が無くなる不安が常に付きまといますから、複数の案件を同時に受けておくというのはおすすめの立ち回り方です。
週2日、3日の案件が豊富にある
週に3日しか働かないと、収入が足りないという人もいるかもしれません。
ですが、案件を検索してみると、60万円〜70万円くらいの案件もたくさんありますし、週2と週3の案件を掛け持ちすれば、実質フルタイムで月単価100万円超えも可能です。
1つの案件で100万円を超えるというのは相当な実績と特出したスキルが必要になります。でも、複数の案件を掛け持ちすれば、意外と普通の実績でも100万円を目指すことができます。
他のフリーランスエージェントで週5日の案件を探しつつ、ITプロパートナーズでは週2日、3日の案件を並行して探すという方法がおすすめです。
また、週3日の案件を獲得した後に、週2日の案件を探すことで、どちらかが終わってしまっても、収入が途切れない状況を作り出すことができます。
リモート案件も豊富にある
全案件数4972件のうち、リモートできる案件が2851件あります。
半分以上がリモート案件なので、関東以外に住んでいる人でも、それなりに案件を探すことは可能です。
地方在住のエンジニアにとって、リモート案件がどれくらいあるかというのは最重要です。
また、都心に住む人であっても、リモート案件は魅力的であり、できれば出社したくないと思っている人がほとんどでしょう。
今の時代、リモート案件が豊富にあるというのは、エージェントとして大きな武器になります。
※現在の正確な案件数については、公式HPをご覧ください。
ベンチャー案件が多い
週3日やリモートの案件が多くなると、必然的にベンチャー案件が多くなります。
大企業案件は、フルタイムの常駐型が多いからです。
それだけベンチャー案件は働き方の自由度が高いということにもなります。
ベンチャー案件はスキル磨きに最適なので、これから成長していきたいフリーランスエンジニアは、ベンチャー案件がおすすめですよ!
スキルよりも長期案件や高単価を目指す場合は、大企業案件も視野に入ってきますが、個人的な体験から言うと単価にはどちらも大差ないと感じています。
なので、フリーランスエンジニアが案件を探すなら、ベンチャー企業に絞ることをおすすめします。
会員登録だけで応募できる
他のフリーランスエージェントだと、担当者に相談しないと案件を検索できなかったり、そもそも検索機能がなくて、担当者におすすめされる中から選ぶしかできない場合が多いです。
ITプロパートナーズなら、会員登録をすれば誰でも案件を見ることができるので、相談する手間を省くことができます。
まずはどんな案件があるかを調べてみてから、応募して相談してみるといいでしょう。
ITプロパートナーズのデメリット
ITプロパートナーズのデメリットをご紹介します。
関東近辺向け案件が多い(リモート以外)
今はリモート案件が半分以上を占めているので、あまり気にする必要はないかもですが、リモート以外だと東京の案件がほとんどです。
もし常駐で働きたいのであれば、東京近辺に住んでいる人のみが応募できます。
とはいえ、どのフリーランスエージェントでも案件は東京向けのものがほとんどなので、リモートや地方向けの案件が少数派になってしまうのは仕方のないことでもあります。
また、仮に地方向け案件があったとしても、単価が安かったり古い技術を使っていたりして、応募する気にならない案件も多くあります。
スキルアップや単価アップを目指すなら東京にある企業の案件を受ける方が良いので、その中でリモート案件を探すというのがベストかなと思います。
最低3年以上の実務経験が必要
リモートかつ時短の案件となると、やっぱり経験者が優遇されます。
最低でも3年以上Web系の企業で働いた経験が無いと、紹介してもらえる案件はかなり少なくなります。
スキルに自信が無いとか、未経験の人は、未経験エンジニアにおすすめの転職サイトと転職エージェントを参考に、転職をして、実務経験を積むことをおすすめします。
そもそもフリーランスエンジニアになるための最低限のハードルが、実務経験3年以上だと感じています。3年未満でフリーランスになっても、その待遇は会社員と変わらないかそれ以下になります。
3年以上の経験があって初めてフリーランスの方が稼げる損益分岐点に達するので、ITプロパートナーズに限らず、フリーランスエンジニアになるなら3年以上は会社員として経験を積むことをおすすめします。
大企業案件が少ない
ITプロパートナーズには、大企業案件はほとんどありません。
ベンチャー案件が好きな人なら問題ありませんが、大企業ならではの働き方が好きな人には向いていないかもしれません。
◯ 向いていない人の特徴
- 特定の分野に優れている(フルスタックにはできない)
- 要件定義とか設計とかはやりたくない
- 長期契約を結びたい
リモート案件や週3日案件のように、自由な働き方ができるとなると、ベンチャーに限られてしまうのが事実です。
定期的に電話営業が来る
ITプロパートナーズに登録をして、他のエージェントで案件を受けている場合、定期的に営業電話を受けることになります。登録する際は注意しましょう。
これはかなり面倒です。。しかも複数の電話番号を持っているらしく、一度着信拒否をしても、別の電話からかけてくる始末です。
また、メールでも定期的に案件探しませんかと提案が来るので、押し売り感がすごいです。
こういった押し売りに嫌気が差すという方は、LINEで連絡ができて、営業もほとんどしてこないレバテックフリーランスがおすすめです。
\ 案件数が最も多いフリーランスエージェント /
ITプロパートナーズをおすすめする人
ITプロパートナーズをおすすめする人をご紹介します。
週3日で掛け持ちしたいエンジニア
1つの案件にフルタイムで関わるのではなく、週2日、3日の案件を複数掛け持ちしたい人におすすめです。
案件の掛け持ちは、僕もおすすめしています。
- 案件終了のリスクを下げられる
- 学べる環境が多い
- どちらかで強気の交渉ができる
などなど、上記のようなメリットがあります。
どのくらいのスキルがあれば週3日でも受け入れてくれるか分からないという方もいると思いますが、そこら辺は担当者に相談してみたり、スキルに合った案件を提案してもらいましょう。
もし、提案できる案件が無いと言われてしまったら、諦めて週5日にするとか、他のエージェントに行けばいいだけです。
ベンチャー企業で働きたいエンジニア
ベンチャー案件が多いので、ベンチャー企業で働きたい人向けです。
ベンチャー企業は、やることが多く、フルスタックなスキルが求められる場合もありますが、それだけ成長できる環境でもあります。
また、働き方が自由で、週3日だけでなく、定時とかもなく平日に休んで土日に働くことだってできます。
個人的にはあまり管理されないベンチャー企業のほうがやりやすいです。
最新の技術に付いていくのは大変ですが、新しい技術というのは、過去よりも便利だから使われるようになったわけで、使いこなせば便利になっていくはずです。
ITプロパートナーズの評判と口コミ
ITプロパートナーズの評判と口コミをいくつか紹介します。
実務経験は最低2年は必要
今日はいくつかのエージェント登録をしてみました。
— とっとん (@tottontotomoni) March 25, 2022
2年以上の経験が必要なところが多いようですね!
ですので、どんな形どんな案件でも良いのでまずは1件こなすというのは重要かもしれませんね。#Green #ITプロパートナーズ#geechsjob#フォスターフリーランス#クラウドテック#Remogu
最低2年以上はないと、案件を紹介してもらえないようですね。
継続的に条件に合った案件をもらうためには実務経験3年以上をおすすめしますが、すぐにでもフリーランスエンジニアになりたいなら、2年でチャレンジしてもいいかもしれません。
2年未満の実務経験の方は、ITプロパートナーズではなく、レバテックフリーランスの方が受け入れてくれる可能性が高いです。
フリーランスエージェントへの登録は無料なので、複数のエージェントに登録して相談してみることをおすすめします。
的確な案件を用意してくれる
フリーランスエージェント数社と面談をして案件紹介をしてもらったが、的確な案件を用意してくれたのはDYMテックとITプロパートナーズだけだった。
— ADHDのごみ箱˙????˙ (@ADHD_1990) March 22, 2022
あとのエージェントは、
え、何この案件。全然ワイのスキルと違うんだが。
話聞いてたかな??
って印象でした。#転職 #個人事業 #エージェント
ぼくもITプロパートナーズの面談に行ったことがありますが、当時は実務経験が少なかったため、転職を勧められました。
それだけ、エンジニアのスキルと経験から、条件に合った案件を見極めてくれているということでもあります。
案件を請けるかどうかは別にして、どのような案件があるか、相場はどれくらいかを確認するために相談だけでもしてみてもいいと思います。
スキルや経験が合わない人は弾かれる?
ITプロパートナーズ?面談予定入れてたけど、紹介できる案件ないからキャンセルだって。分かりやすいハジキ方するねぇ #フリーランス
— KakeTech (@KakeTechJapan) March 25, 2022
経験のあるエンジニアしか受け入れていないエージェントだと、経験が浅い人は、弾かれてしまいます。
経験が浅いけどフリーランスエンジニアになりたい人は、未経験向けの案件も持っているフリーランスエージェントに登録してみましょう。
一刻も早く案件を探したいエンジニアにとっては、このくらいはっきりと断ってくれたほうがいいかもしれませんね。
探します!と言われて何日も待たされるよりはよっぽど良いと感じます。
まとめ: 週3日やリモート案件探しなら登録必須!
今回は、ITプロパートナーズについて解説しました。
ITプロパートナーズのメリットは以下の通りです。
- 週2日、3日の案件が豊富にある
- リモート案件も豊富にある
- ベンチャー案件が多い
- 会員登録だけで応募できる
なんといっても、週2、3日の案件があるのがいいですね。
それだけでも、ITプロパートナーズに登録するメリットはあります。
ITプロパートナーズのデメリットは、以下のように紹介しました。
- 関東近辺向け案件が多い(リモート以外)
- 最低3年以上の実務経験が必要
- 大企業案件が少ない
経験があって、ベンチャー企業で働きたい人なら問題ないデメリットです。
大企業案件を持っているエージェントや、地方案件を持っているエージェントを併用しつつ使うのがいいでしょう。
案件を掛け持ちしてみたい人は、ぜひ登録してみてください!