僕は新卒で大手Sierに入社し、その後自社開発をしているWeb系ベンチャー企業に転職しました。
転職活動当時は、目立ったスキルも無く、独学でプログラミングを勉強しながら、転職サイトや転職エージェントで50社以上と面談をしていました。
今回は、未経験からエンジニアとして働きたい人のために、おすすめの転職サイトと転職エージェントを紹介します。
本記事は、以下のような人向けに書いています。
- 未経験からエンジニアとして働きたい
- IT企業で働いているけどスキルがない。でも転職したい
- はっきりと決めてないけど、IT業界への転職に興味がある
最後まで読んでみてくださいね。
未経験エンジニアが選ぶべき転職サイトとは
未経験エンジニアは、多くの面談をこなして自分に合う企業を探す必要があります。
したがって、未経験エンジニアが選ぶべき転職サイトは以下の特徴を持っています。
- 案件数が多い
- ベンチャー企業を扱っている
- カジュアル面談がある
案件数が多い
案件数が多い転職サイトを選びましょう。未経験を受け入れてくれる企業はあまり多くないので、大量の企業から探す必要があります。
あまり案件数が少ないと、条件に引っかかる企業が無くなってしまいます。
「未経験可」で検索ができる転職サイトだとなお良いです。
ベンチャー企業を扱っている
大企業は新卒入社が多いので、中途入社は少なく、採用しても経験者のみです。
未経験者を受け入れてくれる大企業はほんのわずかだと考えておきましょう。
狙うべきはベンチャー企業になります。ベンチャー企業は採用に苦労していることが多いので、未経験でも受け入れてくれることがあります。
カジュアル面談がある
選考とは関係がないカジュアル面談がある転職サイトがおすすめです。
いきなり選考となると、企業も条件を絞ってきます。
カジュアル面談ならほとんどの人がOKをもらえるので、まずは面談でアピールして選考に進む方が採用される可能性が高くなるでしょう。
未経験エンジニアにおすすめの転職サイト
未経験エンジニアにおすすめの転職サイトを紹介します。
キャリトレ
キャリトレはサービス終了しました。
キャリトレは20代専門の転職サイトなので、20代の方であれば未経験でも選考に進める可能性は高いです。
キャリトレに掲載している企業は、即戦力よりも、将来性に期待できる若手を探しています。
スカウト機能があるので、登録しておくだけで企業からスカウト連絡が来ます。
GREEN
GREENはIT・Web業界に強い転職サイトとして有名なサイトです。
ベンチャー企業の掲載数はトップクラスなので、条件を絞っても企業が出てこなくて困るということはまずありません。
GREENに掲載されている企業はほとんどがカジュアル面談から始めるので、未経験でもアポを取れる機会は多いです。
Wantedly
「転職SNS」として有名なWantedly。
条件で絞るのではなく、人や企業文化を見てマッチングさせることを重視しているので、未経験でもあまり関係なくコンタクトが取れます。
Wantedlyではいきなり選考に進むことができず「話を聞きに行く」というボタンがあるだけです。まずはカジュアル面談から始めることになっているので、気兼ねなく応募できます。
未経験エンジニアが選ぶべき転職エージェントとは
未経験のエンジニアは、若手向けの転職エージェントを選びましょう。
ハイクラスのエージェントを選んでしまうと、「提案できる仕事はありません」と言われてしまいます。
具体的には、以下の基準で転職エージェントを選ぶと良いでしょう。
第二新卒や若手向け
第二新卒や若手向けの転職エージェントは、基本的に未経験OKです。
30代の人でも受け入れてくれるエージェントはありますし、エージェントもほとんど経験がないことを見越して仕事を紹介してくれます。
案件数が多い
転職サイトと同様に、提案できる企業数が多いほど、未経験でも受け入れてくれる企業も多いです。
企業の質も大事ですが、まずは応募できる企業数を確保しましょう。
ITベンチャーに強い
こちらも転職サイトと同様に、大手企業だと経歴で弾かれる可能性があります。
ITベンチャー企業の方が未経験エンジニアが採用される可能性が高いので、ITベンチャーに強い転職エージェントをおすすめします。
未経験エンジニアにおすすめの転職エージェント
未経験エンジニアにおすすめの転職エージェントを紹介します。
マイナビITエージェント
マイナビITエージェントには以下の記事があります。
未経験エンジニア向けの記事があるということは、マイナビITエージェントには未経験の求職者も数多くいるということです。
大々的に未経験の方も歓迎しますと書いているので、しっかりと相談に乗ってくれます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントには「未経験可」のIT求人が1900件以上あります。
1900件もあれば、理想の企業を見つけるには十分すぎます。
この中からさらにエージェントが厳選してくれるので、未経験でも安心して仕事探しができるでしょう。
未経験エンジニアはアピールポイントを作ろう
未経験エンジニアが全くIT知識を身に付けずに転職するのは難しいかもしれません。
プログラミングができる企業に入るには、それなりのIT知識をアピールポイントが必要です。
例えば、以下のようなことをしておくと良いでしょう。
- 自分で作ったサービスを公開する
- Githubにたくさんコードをアップする
- QiitaやSNSで発信する
1つずつ詳しく説明します。
自分で作ったサービスを公開する
自分で何かしらのサービスを作って公開しておくと、採用担当者の評価は高くなります。
例えば、ECサイトを作っている会社に応募する時に、ECサイトを自分で作った経験があれば、仕事を任せられると思ってもらえます。
ITベンチャーには研修期間がなく、そのまま実務に入ることがほとんどなので、未経験でも即戦力になれるとアピールすることが採用に繋がります。
Githubにたくさんコードをアップする
サービスを公開するのはハードルが高いという人は、まず、Githubにコードをアップしてみましょう。
Githubとはコードを管理するサービスです。
自分がどのくらいコードを書いたのかがわかるようになっているので、入社後も学習を続けて成長できる人材であるとアピールできます。
実際、現場では分からないことだらけなので、日々調べたり勉強していかないと追いつきません。未経験でも自分で勉強できるというのは、大きなアピールポイントになります。
QiitaやSNSで発信する
プログラミングの勉強と同時に学んだことをQiitaなどのブログやSNSで発信しておくのもアピールになります。
QiitaにはQiita jobsという転職サイトもあるので、学習記録を残していれば、スカウトが来る可能性があります。
また、転職サイトにQiitaやSNSのアカウントを掲載しておけば、採用担当者の目に止まる確率も高くなります。
未経験エンジニアでも転職はできる!
未経験でも年齢が高くても、転職を成功させることは可能です。
経歴よりスキルが重視される業界ですし、そもそもエンジニアの数が足りていない業界です。
オンライン、リモートでやり取りする機会が増え、IT業界ではなくてもWebエンジニアを募集している会社もあります。
そういった会社は、優秀なエンジニアが集まらなくて困っていますが、業務内容はホームページを作り変えたり、ECサイトの運用だったりと初心者でもできることだったりします。
有名アプリを作っているようなWeb系ベンチャー企業だけがエンジニアとしての就職口ではないので、たとえ、スキルに自信が無くても採用してくれる企業は見つかるはずです。
日々の勉強を怠らずに、エージェントと相談し、何度も面談に足を運べば、転職はきっとうまくいくでしょう。