エンジニア転職を成功させる方法まとめ

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僕は、新卒で大手IT企業に入り、プログラミング独学期間を経て、Web系ベンチャー企業に転職しました。

ほとんど未経験の状態から自社開発をしているベンチャー企業に転職した経験から、エンジニア転職を成功させる方法を紹介します。

本記事を読むべき人

  • 全くのIT未経験でエンジニアを目指している
  • 勉強時間を確保できる
  • プログラミングができる環境で働きたい

最後まで読んでみてください。

目次

エンジニアに転職する前にやるべきこと

いきなり転職活動を始める!
その行動力は評価しますが、就活とは違い、熱意だけでは乗り越えられません。

「経歴」と「スキル」のどちらかを身につけてから転職活動を始めましょう。

エンジニアが転職前にやっておくことは以下の通り。

  • 業界知識を身につける
  • プログラミング学習サイトで独学する
  • ポートフォリオを作る
  • プログラミングスクールを検討する

1つずつ説明します。

業界知識を身につける

まずは業界知識を身につけましょう。
IT業界にもいろんな種類の企業があります。

例えば、以下の通り。

  • SIer
  • SES
  • 受託開発
  • 自社開発
  • ベンチャー
  • スタートアップ

これらの区別がつきますか?

転職エージェントに相談に行くと、「どのような企業に入りたいですか?」と質問されます。

それは、「IT企業です。」という当たり前の答えではなく、上記で紹介した企業の種類を聞いています。

●職種もいろいろあります。

エンジニアやプログラマーと一言に言ってもいろいろあります。

例えば、以下の通り。

  • フロントエンドエンジニア
  • サーバサイドエンジニア
  • インフラエンジニア
  • コーダー
  • テストエンジニア
  • デザイナー

上記の区別はつくようにしておきましょう。

僕のおすすめは「サーバサイドエンジニア」です。
需要があり、収入も高く、転職やリモートワークもしやすい職種だからです。

この記事では、サーバサイドエンジニアになることを前提に書いていきます。

 

●他に身につけておくべきこと

他にも身につけておくべきことをいくつか紹介します。

  • 契約形態(正社員、派遣、フリーランス)
  • プログラミング言語の人気度や特徴
  • 開発ツール(VSCodeやGithubなど)
  • 開発方法(ウォーターフォールやアジャイル)

まずは、一週間くらいで、上記の項目の意味を理解しておきましょう。
実際に使ってみないとわからないこともあるので、こんな言葉があるんだ、くらいに覚えておけば良いと思います。

プログラミング学習サイトで独学する

次に、プログラミング学習サイトでプログラミング体験をします。
パソコンがあるなら何でもOKです。ブラウザが立ち上がれば(笑)

おすすめはProgateです。
無料のHTML&CSSコースをやってみて、コードを書くとブラウザに表示される仕組みを学びます。

結構楽しいと思うので、他の無料コースもどんどん進めていきましょう。

●3つくらい学習サイトをやりきる

Progateやドットインストール、Railsチュートリアルあたりの有名なプログラミング学習サイトを1ヶ月くらいで一気に終わらせます。
最後のRailsチュートリアルは結構大変ですが、頑張りましょう。

おすすめのプログラミング学習サイトは、本当に役に立つプログラミング学習サイトのおすすめをどうぞ。

ポートフォリオを作る

基礎が学び終わったら、ポートフォリオを作ります。
ポートフォリオは、自分のスキルをアピールするのにとても重要です。

IT未経験の場合、アピールできるのはポートフォリオしかありませんからね。

●学習サイトで作ったものをアレンジすればOK

初心者がゼロからサービスを作るのはとても大変です。
設計ミスとかも起こりがちです。

効率よくポートフォリオを作るために、Railsチュートリアルなどで作ったサービスをアレンジしましょう。
基礎はできているので、面白い機能を付けていくだけでポートフォリオができあがります。

ポートフォリオに付けるとおもしろそうな機能の例をあげておきます。

  • クレジット決済
  • ユーザログイン
  • APIデータ取得
  • 画像アップロード

どれも割と一般的ですね。

転職先企業で役立つスキルをアピールするので、誰も使わないようなスキルを付ける必要はありません。

プログラミングスクールを検討する

プログラミング学習やポートフォリオ作成で挫折しまった方は、プログラミングスクールを検討しましょう。

プログラミング学習の初期段階から、いきなりプログラミングスクールに通うのはおすすめしません。
プログラミングに向いているかどうかわからないからです。

独学してみて方向性を決めてから、スクールを検討しましょう。

プログラミングスクールにもいろいろな種類があるので、選び方が分からない方は、転職に強いプログラミングスクールのおすすめを参考にしてみてください。

エンジニアが転職エージェントを利用する方法

準備段階が終わったら、転職エージェントを利用して、転職活動を行いましょう。
流れを説明します。

おすすめの転職エージェントを3社ほど登録する

まずは、おすすめの転職エージェントに3社ほど登録しましょう。

1社だけはおすすめしません。
エージェントによって考え方が違うからです。

エージェントに登録すると、電話かメールで連絡が来ます。
簡単な経歴を伝えると、登録完了です。

各エージェントと面談日程を決める

送った経歴を元に、希望条件や経歴の詳細を確認するための面談をします。
企業面接ではないので、気軽にいきましょう。

●3社のエージェントには同じ条件を提示する

複数のエージェントに登録する理由は、自分に合ったエージェントを比較するためです。

比較しやすいように、各エージェントには同じ希望条件を伝えましょう。

履歴書、職務経歴書を書く

エージェントとの面談が終わると、履歴書と職務経歴書を送るように指示されると思います。

エクセルやワードで作ったもので良いので、同じ書類を各社に送りましょう。
エージェントによっては、書類を添削してくれます。

●ポートフォリオの提示タイミングがあまり無い

転職エージェントは、エージェントと企業間でやり取りをするので、ポートフォリオをアピールするタイミングがあまりありません。

その分、履歴書や職務経歴書の添削で、良い感じに仕上げることができるので、書類と面接勝負になります。

現役エンジニアが選ぶおすすめの転職サイトと転職エージェント

エンジニアが転職サイトを利用する方法

転職サイトのほうが、ポートフォリオを見てくれる可能性が高いです。
エージェントが仲介しないので、転職サイトの経歴を見て、評価してくれるからです。

おすすめの転職サイトを3社ほど登録する

まずは、おすすめの転職サイトに3社ほど登録をしましょう。
大企業向け、ベンチャー向けなど、種類別に登録しておくと、満遍なく企業を調べることができます。

経歴欄にSNSアカウントやGithubアカウント、ポートフォリオのURLを載せておくとアピールしやすくなります。

希望する条件で検索する

転職エージェントに伝えた条件で検索してみましょう。

もしかすると、エージェントに提案された企業より興味のある企業が出てくるかもしれません。

マッチングした企業と面接する

企業とマッチングしたら面接日程を決めます。

おそらく経歴欄のポートフォリオを見てくれているので、面接時にもポートフォリオに沿って自分のスキルをアピールしましょう。

未経験エンジニアにおすすめの転職サイトと転職エージェント

エンジニアに転職する方法のまとめと期間

未経験からエンジニアに転職する方法の流れを説明しました。

各方法ごとに、想定期間を設定すると以下のようになります。

  • 業界知識を身につける(1週間)
  • プログラミング学習サイトで独学する(1ヶ月)
  • ポートフォリオを作る(1ヶ月)
  • プログラミングスクールを検討する(2〜3ヶ月)
  • 転職サイトと転職エージェント経由で転職活動(3ヶ月〜)

プログラミング学習サイトでの独学が1ヶ月と、ポートフォリオ作成の1ヶ月が大変かもしれません。

スクールに通わないと選択した人は、プラス2〜3ヶ月取っても良いでしょう。
スクールに通うなら、独学期間を1ヶ月に短縮して、スクールに早めに申し込むのもありです。

●勉強をすることが目的にならないこと

プログラミングが楽しくなってくると、勉強することが目的になってしまう方がいますが、転職することが目的であること、を忘れないようにしましょう。

転職を決めてから、転職活動に至るまでの勉強期間は3ヶ月以内には終わらせたいところですね。
僕も3ヶ月勉強してから、転職活動を始めて、半年後に採用が決まりました。

転職活動中も勉強は続けると思うので、勉強にこだわりすぎず、転職活動を始めてみましょう。

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