こんにちは、ケンジです。
未経験から半年でベンチャー企業の正社員エンジニアになり、その後フリーランスとして独立をしました。現在、エンジニア歴7年目で、法人化して会社経営をしています。
このブログでは、エンジニアとして転職や独立をしてきた経験を元に、未経験からのエンジニア転職やフリーランスエンジニアになる方法などを解説しています。
今回はテックアイエスというプログラミングスクールについて解説していきます!
武井壮がCMをやっていたことで認知度も高まり、名前くらいは知っている人もいるのではないでしょうか。
そんなテックアイエス最大の特徴は、学習内容のクオリティの高さです。
有名エンジニアが監修しているので、確実にスキルアップできる内容になっています。
他にもメリットや特徴、またデメリットについても解説していきます。
- 特徴とメリット
- 注意点とデメリット
- コースと料金
- 口コミと評判
テックアイエスの特徴とメリット
テックアイエスの特徴は以下の通りです。
- 実践に近いチーム開発を経験できる
- 勉強会などのイベントが豊富
- 5分以内に質問の回答がもらえる
- 教育訓練給付金制度が使える
- 業界最先端のエンジニアが監修
1つずつ解説します。
実践に近いチーム開発を経験できる
講師とマンツーマンで学ぶタイプのスクールが多い中、テックアイエスではチーム開発を経験することができます。
1人で開発する現場はほぼ無いので、チーム開発を経験しておくことは、就職後に非常に役立ちます。
特にGitの使い方を学ぶことができるので、スキルアップという意味でもチーム開発は有効です。
チーム開発をするメンバーは受講者同士になるので、相性もあるかもしれませんが、それも就職後の現場と同じです。
スキルがない人やコードの書き方に厳しい人などと一緒に開発していく経験を積むことで、就職後にすんなり開発に馴染むことができるようになるはずです。
勉強会などのイベントが豊富
教材の内容や自分の質問内容だけでは、初心者の枠を抜け出すことが難しかったりします。
先ほどのチーム開発でもそうですが、自分が関わる範囲を広げることで、知識の幅を広げることができます。
例えば、機械学習に全く触れてこなかった人が、機械学習の勉強会に参加することで、「機械学習」という興味が1つ増えますし、キャリアの選択肢になるかもしれません。
5分以内に質問の回答がもらえる
一般的なスクールで質問をする場合、チャットで行うか、週に何回か行われるビデオ面談のときに口頭で行います。
テックアイエスでは、5分以内にZoomで繋いでもらえるので、口頭ですぐに回答してもらえるというメリットがあります。
チャットだと質問内容が上手く伝わらない場合がありますし、口頭だと細かいところまで聞けたりするので、口頭ですぐに返事がもらえるというのは、とても良い学習環境です。
ただ、実際の現場ではリモートワークが増えていることもあり、チャットでやり取りすることが多くなるので、文章で質問をするスキルも身につけておくべきです。
教育訓練給付金制度が使える
テックアイエスでは、転職のために仕事を辞めて受講してくれた人のために、教育訓練給付金制度を使うことができます。
定番の長期PROスキルコースであれば、68万円の受講料が、48万円引きの20万円になります。
受講料が70%(最大56万円)オフになるかなりお得な制度なので、条件に当てはまる人は必ず使いましょう。
教育訓練給付金制度と合わせて失業保険も受給すれば、お金をもらいながらスクールを受講することもできます。
業界最先端のエンジニアが監修
上記画像の通り、有名IT企業で働くエンジニアが監修しているので、カリキュラム内容は間違いなくクオリティが高いです。
チーム開発を取り入れていることもあって、より実践に沿った学習ができます。
他のプログラミングスクールだと、ここまで有名なエンジニアが監修していることは少ないので、現場で使う技術とはかけ離れた内容になっていることもあります。
プログラミングスクールは、受講してみるまで学習内容の詳細が分からないので、こうやって監修している人を掲載してもらえると安心感がアップしますよね。
テックアイエスを受講するデメリット
次に、テックアイエスを受講するデメリットにも触れていきます。
- 関東はオンラインのみ
- 就職先が微妙
- キャリアサポートが期限付き
- Rubyの教材が無い(PHPのみ)
関東はオンラインのみ
テックアイエスは店舗型とオンライン型のどちらも行っているスクールですが、残念ながら関東には店舗がありません。
IT企業への転職はほとんどが東京なので、学ぶ人も東京近辺の人が多いと思います。
しかし、東京近辺に住んでいる人はオンラインでしか受けられないのです。
オンラインだとチーム開発の進め方が難しかったり、モチベーションが上がらなかったり、質問しづらかったりと、店舗型に比べて学習効率が下がることがあります。
それでも、通学時間の短縮や柔軟な時間の使い方ができるので、デメリットだけとは限りません。
オンラインで学習することができれば、転職後のリモートワークにも馴染むことができると思うので、ポジティブに捉えることもできます。
就職先が微妙
ホームページには上記の就職先が掲載されていますが、僕は1社も知りませんでした(笑)
地方の会社もあるようなので、東京圏外に住んでいる人でも就職できるというメリットはありそうです。
IT転職エージェントと違って、あくまで未経験からの転職なので、知らない企業が多いのは仕方がないのですが、これらの企業がSES企業や受託開発企業である可能性もあるので、もし自社開発企業に入りたいと思っている人は、掲載されている企業は一通り調べておきましょう。
キャリアサポートが期限付き
長期PROスキルコースを受けると、6ヶ月間の学習と、6ヶ月間のキャリアサポートが付きます。
つまり学習後半年以内に転職を決めないと、その後はサポートしてくれないということになります。
ほとんどの人は、半年あればどこかしらの企業に転職はできると思うのですが、問題はサポート側の質です。
転職できなくても半年で終わるからテキトーに捌いとけばいいや、とならないかどうかが不安要素ですね。
キャリアサポートは無期限にしてあるほうが、「何が何でも転職させないと!」というやる気が起きます。
キャリアサポートは、受講者が積極的に利用するようにして、しっかりと働いてもらいましょう!
Rubyの教材が無い(PHPのみ)
多くのプログラミングスクールではRubyを学ぶのが一般的ですが、テックアイエスではPHPしかありません。
もちろんPHPだけでも十分なのですが、もしRubyを扱っている企業を狙っていたという人には向かないでしょう。
Rubyは主にベンチャー企業で使われることが多いので、大企業よりは小さめの会社でバリバリコードを書きたい人におすすめの言語です。
僕としてはPHPを学ぶ方がキャリアの汎用性が高くなるのでおすすめですが、Rubyの選択肢が無いのは、ちょっと残念だなという印象です。
プログラミング言語は何から選べばいいのか【PHPかRubyです】
テックアイエスのコースと料金
テックアイエスのコースと料金は、以下の表をご覧ください。
コース | 料金 | 料金 (教育訓練給付金制度利用) |
---|---|---|
長期PROスキルコース | 686,400円(税込) | 205,920円(税込) |
短期スキルコース | 343,200円(税込) | 102,960円(税込) |
データサイエンティストコース | 987,800円(税込) | 427,800円(税込) |
副業コース | 457,600円(税込) | 137,280円(税込) |
一番人気は長期PROスキルコース
どのコースにするか迷ったら長期PROスキルコースにしましょう。
6ヶ月間の学習期間と6ヶ月間のキャリアサポートが付くので、未経験からエンジニア転職を確実に成功させたい人向けです。
学習内容の中に未経験エンジニア転職で最も重要な「ポートフォリオの作成」が含まれているので、学習終了後、すぐに転職活動を始めることができます。
価格は68万円とちょっと高いのですが、仕事を辞めたばかりの人であれば、教育訓練給付金制度が使えるので、実質20万円になります。
20万円で1年間転職できるまで付き合ってもらえるなら、かなり安いのではないでしょうか。
短期スキルコース
短期スキルコースは3ヶ月の学習のみという、シンプルなコースです。
キャリアサポートが付かないので、自分で副業を探すとか、転職はしないけどプログラミングの知識は付けておきたいという人におすすめです。
途中から長期PROスキルコースに変えることもできるので、まだエンジニア転職するかは決めていないけど、どんなもんか試してみたいという人にもおすすめです。
短期スキルコースを受講してみて、プログラミングは向いてないなと思ったら最小限のリスクで止めることができますからね。
こちらも教育訓練給付金制度を使えば受講料が70%オフになるので、実質価格は10万円くらいになります。
データサイエンティストコース
データサイエンティストコースは、長期PROスキルコースと同様に6ヶ月の学習期間と6ヶ月のキャリアサポートが付きます。
チーム開発が無い分、学習時間が長くなっており、データサイエンスの基礎をしっかり学べるようになっています。
価格は長期PROスキルコースより高くなっていますが、データサイエンティストになることができれば高収入が目指せるので、データサイエンスに興味がある人におすすめのコースです。
副業コース
副業コースは、Web開発エンジニアではなくWeb制作エンジニアになることが目的のコースです。
Web制作とは、ホームページを作るのが主な仕事で、Web開発エンジニアより単価が低い傾向にありますが、副業しやすい環境であったり、成果物単位で報酬がもらえるといった特徴があります。
技術的にはWeb制作の方がプログラミングより簡単なので、プログラミングに挫折したことがある人や、本業は別にやっているけど、何か副業をしてみた人におすすめです。
学習期間は4ヶ月で副業サポートが2ヶ月あります。
テックアイエスの無料体験会がおすすめ!
テックアイエスには無料体験会があり、相談だけでなく、プログラミングを90分間体験することができます。
いきなりプログラミングスクールに入ろうとしても、プログラミングの実態が分からないという不安を抱えている人は多いと思います。
まずは手を動かしてみる、というのはプログラミング学習においてとても重要なことなので、無料体験会で、手を動かす体験をしてみましょう。
いきなり90分もプログラミング体験ができる
90分というと、スクールなら2コマ分くらいの分量になります。丁寧に教えてくれる分、あまり深くまで知ることはできませんが、それでもプログラミングの基礎やどんな感じで仕事をしていくのかを理解できます。
他のスクールだと、相談やカウンセリングのみで、プログラミング体験までさせてくれるところはありません。
他のスクールを検討する場合でも、最初にテックアイエスでプログラミング体験をするべきだと思います。
気になるところは質問してキャリアプランを立てる
プログラミング体験の前後では、相談も受け付けているので、キャリアプランとか、体験してみてやっていけそうかどうかなど、気になるところは聞くことができます。
自分のキャリアプランを明確にイメージできるようになってから受講を開始できるので、「やってみたけど向いてなかった」とか「どんなキャリアがあるか分からない」といった不安を解消することができます。
ゴールが見えていないと学習するモチベーションが上がりませんから、最初にゴールを明確にできるテックアイエスの無料相談会は、スクールを検討する全ての未経験エンジニアにおすすめします。
テックアイエスの口コミと評判
テックアイエスの口コミと評判をご紹介します。
プログラミングへの理解を深める指導だった
自分の進度や理解度に合わせ、カリキュラム内外のことを教えてくれた。
また、教える・答えるだけでなく、一緒に考えてくれたり、あえて突き放して考えさせたりと、プログラミングへの理解を深める指導だった。
教室に直接通っていたが、教室やスクールというよりも、自習室やコワーキングスペース的な空間で、良い意味で緊張せず緩やかに学べたところも良かった。
就活も手厚くサポートしていただき、おおよそ希望を叶えた会社に就職できた。
アットホームな教室
社会人や学生さんが多い教室です。
初心者の方でもサポートが行き届いていて、アットホームな教室だと思います。
自粛中、教室へ行来づらかったのですがクラス分けが行われ、定期的に合同のZOOM通話が開催されたことは、講師・生徒同士の交流ができて良かったと思う。
また、必須科目を勉強するほかにも週に数回イベントが開いており、より学習を深めたり、プロの方の話が聞けるなど、進路決定にとても力になったと思う。
勉強会、交流会も年間100回以上行っており、学習で疲れたら、息抜きも出来ます
当初、プログラミングスクールに興味はありました。ですが1歩を踏み出せずにいました。無料の体験会を通じてプログラミングとはどういうものかスクール、独学のメリット、デメリットを明確にして頂き、自分にはどちらが合うのか、親身になって提案をしてくださいました。
カリキュラムで分からないことがあったら質問をして、5分以内に対応していただける体制。勉強会、交流会も年間100回以上行っており、学習で疲れたら、息抜きも出来ます。
テックアイエスを卒業した後のキャリア
テックアイエスで学んで、エンジニアになれたとして、どんなキャリアがあって年収がいくらくらいになるのかは気になるところですよね。
キャリアプランの例と、学べる言語(PHPとPython)の平均年収をご紹介します。
キャリアプランの例
会社員で順調に出世していく
- Webエンジニアとして最初は小さな企業に入りスキルを磨く。収入は少ない。
- 2年後に転職し、収入が安定する。
- その3年後にヘッドハンティングされ、管理職として大手企業へ転職。
- そのまま定年まで安定した職と収入で働き続ける
エンジニアとしてのスキルを実務経験を通して伸ばしていくことで、最終的に大手企業の管理職になるケースです。
大手企業も優秀な管理職ができる人を欲しがっているので、ベンチャー企業でスキルを磨いたり、プロジェクトマネジメントを学ぶことで、ヘッドハンティングやスカウトされることも珍しくありません。
独立して自由に働く
- Webエンジニアとして最初は小さな企業に入りスキルを磨く。収入は少ない。
- 2年後のフリーランスエンジニアとして独立
- その1年後に法人化
- 他にも多くの事業を立ち上げる
- リモートワークやノマドワークをしながら自由に働く
Webエンジニアを目指す人は、こっちのキャリアプランの方が理想かもしれませんね。
筆者は、実際にこのキャリアプランで法人化まで達成しています。事業を立ち上げるのは簡単ではありませんが、自由な時間とお金を手に入れられるのがWebエンジニアの強みですから、事業の立ち上げまでしなくても、自由に働くことができます。
学べる言語(PHPとPython)の平均年収
PHPの平均年収
求人検索エンジンのindeedによると、2022年3月時点でのPHPエンジニアの全国平均年収は約556万円となっています。
求人検索エンジン「スタンバイ」によると522万円です。(2017年のデータ)
PHPの平均年収は500万円台です。
年齢や地域など、平均だけでは表せないですが、まともなPHPエンジニアになれば500万円くらいはもらえると考えて良いでしょう。
Pythonの平均年収
Pythonは601万円
Pythonエンジニアの平均年収は約624万円(40代)
Pythonの平均年収は600万円台と、PHPより100万円も高いという結果になりました。
PythonはAI開発に使われる言語ということもあり、今流行りの言語です。AIの会社には資金が集まりますし、エンジニアも不足しがちになることから、平均年収が高いと考えられます。
まとめ: 質の高い授業が受けられる!
テックアイエス最大の特徴は、質の高い学習内容です。
コースを最小限に絞ることで、学習内容のクオリティを最大限に高めています。
他のプログラミングスクールと比較すると、教育訓練給付金制度が使えるならテックアイエス一択じゃないかなと思います。
言語はPHPに限られますので、PHP以外の言語にこだわりがなく、入社したい企業にもこだわっていない、とにかくエンジニアになりたい!という人は検討してみてください。
それでは!