ディスカバリーチャンネルで公開されてたちまち話題になっている、「起業チャレンジ 覆面ビリオネア」。
僕も先日覆面ビリオネアを観て、かなり興奮したのと、いろいろと勉強になることも多かったので、この記事でまとめます。
覆面ビリオネアとは?
莫大な資産を築いた起業家が、無一文状態からビリオネアを目指していくというドキュメンタリーです。
一人目の参加者は、グレン・スターンズ。
彼は、貸付業で財を成した事業家で、今では裕福な暮らしをしているようです。
覆面ビリオネアに参加する条件は、以下の通り。
- 90日間で100万ドルを稼ぐこと
- 最初に持っているのは100ドル、トラック、スマホのみ
- 自分が大富豪であることを話してはいけない
無一文になり、人脈も生活も失った状態でスタートします。
ちなみに、スマホの通信費はおそらくスタッフが払っているような気がします。
でもトラックのガソリン代は自分で支払いますし、宿もないので、最初はトラック生活です。
グレン・スターンズが最初に行ったこと
覆面ビリオネアであるグレン・スターンズが最初に行ったのは、
- 日雇い仕事への応募
- 使えそうなタイヤ探し
でした。
最低限の生活費を稼ぐために、手っ取り早く稼げる仕事を探しつつ、仕入れがゼロの商品を高く売ろうと考えたわけですね。
どんな仕事をしたのか、タイヤは見つかったのかは、実際に動画を観てみてください。
覆面ビリオネアから学んだこと
僕が覆面ビリオネア(エピソード3まで)から学んだことは以下の通りです。
- タネ銭を作るなら転売が確実なビジネス
- 時給労働は最低限の生活費を稼ぐためだけ
- ニーズを見つけてから商品を作る
- ビジネスとは隙間を埋めること
- ビジネスはチームを作って人を動かすこと
- 人に話を聞きに行くことの大切さ
タネ銭を作るなら転売が確実なビジネス
転売だけでビリオネアになるつもりはないようですが、ビジネスを始めるための資金作りに転売は最適なようです。
ゴミタイヤを売って、そのお金で車を買って売って、そのお金で不動産を買って売ってどんどんタネ銭を作っていきます。
期間の制限がなければ、転売だけで大儲けできてしまうんじゃないかというくらい、巧みな交渉術と圧倒的な行動力で、仕入れから売却までをあっという間に終えてしまいます。
借金をせずに設備投資金や資本金が必要になる場合、転売ビジネスが確実なんだなあと思いました。
もっとネットが使える世代なら、広告マーケティングなどの道もあるかもしれませんが、転売ビジネスなら知識がなくてもできますから、誰にでも当てはまるビジネスモデルだなあと。
時給労働は最低限の生活費を稼ぐためだけ
手持ちの100ドルだと、1日分の宿代と食費だけで無くなってしまいます。
なので、さすがに転売だけに頼るわけにはいかず、日雇労働にも参加します。
また、食事をするために、食膳ボランティアも行って、できることは何でもやっていました。
貯金が無く、生活の安定が取れない状態では、とにかく目の前の仕事を一生懸命やることが大切です。
逆に、生活が安定していて、貯金もあるのにいつまでも労働をしているのではなく、自分のビジネスに投資していくことも大切だなと思いました。
ニーズを見つけてから商品を作る
グレンが最初にタイヤ探しを始めたきっかけは、タイヤを探している人がネットで見つかったからです。
ニーズがあるから商品を探しました。
ニーズを見つける前から商品を作っても、思うように売れないという場面も動画内に出てきます。
グレンは、その後もビジネスアイデアをいくつも出しますが、どれも売れると確信してから始めているようです。
その街にニーズがあるかどうかを調べることは、非常に重要であることがわかりました。
ビジネスとは隙間を埋めること
グレンが覆面ビリオネアを始める直前に、おそらく起業家の友人とビデオ通話をしていました。
その友人が「ビジネスとは隙間を埋めることだ」と言っていたのが印象的でした。
グレンは、全く知らない街でビジネスを始めることになるわけですが、その街はどんな歴史があって、何が足りていないのか、隙間を見つけていきます。
ビジネスセンスというか、成功した経験がある人は、この隙間を見つける方法が分かっているんだなあと思いましたね。
ビジネスはチームを作って人を動かすこと
グレンはビジネスを立ち上げることになるのですが、グレン自身に特別なスキルがあるわけではありません。
なので、それぞれの分野のプロを集めて、彼らを動かすことに注力していました。
できることはやるけど、基本的には自分は動かずに判断する側に回る姿勢が無意識にできているのは、起業家ならではです。
僕のようなフリーランスや会社員だと、絶対に自分で何とかしようとして、勉強から始めてしまうはずです。
グレンも勉強をしていましたが、それはビジネスを知るための勉強であって、労働スキルを身につけるための勉強ではありません。
人に話を聞きに行くことの大切さ
ニーズを見つけたり、仲間を集めたり、いろんな情報を仕入れるために、グレンはネットをあまり使っていませんでした。
実際に足を運んで話を聞きに行き、そこでの人脈を使ってビジネスを実現していくという方法は、原始的と思われるかもしれませんが、確実です。
インターネットでの発信力がある人なら、ネット上で人脈を作っていくこともできますが、地域に根づいたビジネスを始めるなら、その地域の人を巻き込んでいく必要があります。
グレンは人を説得して、巻き込んでいく力があって、これが起業家に必要なんだと思います。
まとめ: まだ途中ですが内容が濃すぎる
4月23日時点で、まだエピソード3までしか出ていませんが、内容が濃すぎたので早くも記事にしてしまいました。
起業家が成功したのは運ではないなと思いましたし、知識とか経験だけじゃなくて、行動力が全てだなあと思いました。
足を運んで人とあうこと、常に儲かりそうなことにアンテナを張っておくこと、一人でビジネスをしないこと。
パソコンとインターネット1台で完結してしまう時代であっても、ビジネスの基本はグレンのような行動力にあるんだと思います。
最後まで観たらまた学べることが出てくるはずなので、また追記していきます。
それでは!