新卒で退職するときの理由の伝え方【円満退職しよう!】

当ページにはアフィリエイトリンクが含まれている場合がございます。

[common_content id=”1096″]

今回は、新卒で退職するときの理由の伝え方について解説します。

新卒社員は、将来を期待されている存在なので、中堅・ベテラン社員よりも辞めづらいことがあります。

「まだ何もできないのに、辞めてどうするんだ!」と言われることもあるかもしれません。

そういった反対意見があっても、できるだけ穏便に退職するためには、適切な退職理由を、適切なタイミングで伝えることが重要です。

理由は必ずしも本音ではなくてもOKなので、穏便に退職できる伝え方を解説します。

目次

新卒で退職するときの理由の伝え方

新卒社員には上司がいるはずなので、まずは上司に言ってから、さらにその上の課長や部長にも伝えていきます。

どこまで伝えればいいのかは、最初に伝えた上司に聞いてみてください。

上司がいないという人は、職場のリーダー的存在に伝えましょう。

かなり小さな職場でもない限り、いきなり社長に伝えることはありません。

新卒採用をしているような会社なら、それなりの規模があるはずなので、社長に伝えるのはNGと考えておきましょう。

上司と面談の予定を組んで退職することを伝える

上司と面談を組むところから始めます。

面談理由は、「退職の相談がしたい」と直接言ってしまってもいいですし、「仕事の相談がある」みたいに濁してもいいと思います。

まあ、上司も何となく気づくはずなので、無理に隠す必要もありませんね。

上司の仕事が忙しくてなかなか面談ができないなら、メールで「退職したいです」と伝えて、無理やり面談をセッティングしてもらいましょう。

さらに上の課長や部長にも同様に伝える

上司に退職することを伝えたら、次に課長や部長にも伝えることになります。

優しい上司であれば、勝手に面談日時をセッティングしてくれますが、自分で行う場合は、上司と面談をしたときと同様に、予定を確認します。

課長と部長の予定を合わせるのはさらに難しいし気を遣いますが、終業間際がいいかもしれませんね。

基本的に朝は忙しいはずですから。

上司と退職日を決める

全員に退職の了承をもらったら、上司と退職日を決めていきます。

月末が退職日になりますが、有給消化もあるので、最終出社日は別になるはずです。

それまでに仕事の引き継ぎもしないといけませんから、同じ仕事をしている上司を退職日を設定するのがいいでしょう。

部長に退職願を提出する

退職日を決めたら、その日付を退職願に書き込んで、部長に提出します。

退職願の提出先は会社によって違うので確認してください。

ドラマや映画だと、オフィスで一番奥に座っている人のデスクに、退職願を叩きつけるシーンがありますよね。

僕も、退職願は一番奥に座っている部長に提出しました。

直接人事に提出する場合もあるのかもしれません。

周りの人に引き継ぎをする

あとは最終出社日までの間に、仕事の引き継ぎをします。

新卒社員なので、引き継ぐことはあまりないと思います。

新しい仕事をもらうこともないと思うので、数日間は窓際社員みたいに何もしない時間を楽しみましょう。

周りの同期とか先輩にも退職することを伝えておくといいですね。

ぼくの場合は、最終出社日までに、部署内に届くメールで退職することを伝えていました。

入社後に退職した人がいれば、その人が送ったメールがあるはずなので、それを参考にして送りましょう。

新卒が退職理由を伝えるタイミング

退職理由を伝えるタイミングが難しいという人もいると思いますので、適切なタイミングを解説していきます。

上司の仕事が暇な時期

面談を組むために、上司の仕事が暇な時期を選ぶといいですね。

仕事が忙しいと、面談が組みづらいだけでなく、「こんなに仕事があるのに辞めるのか!」みたいに言われてしまいますからね。

暇でやることがないなあ〜くらいのときに退職を伝えられるのがベストなタイミングです。

人がいなくなる終業間際

朝イチはみんな仕事が山積みですし、会議とかも多いので、終業間際に伝えるのがいいでしょう。

残業になってしまいますが、就業後だと周りの人も少なくて、伝えやすい雰囲気が出ています。

就業後のリラックスした気分のときに言えると、受け入れてもらいやすいです。

定期的な面談のタイミングだと言いやすい

面談を組むことすらできずに、退職を伝えられないという人は、定期的に行われる面談時に伝えるのもいいでしょう。

新卒社員は、定期的に上司と面談をする会社が多いので、そのタイミングで退職したいことを伝えることができます。

ただ、最長で3ヶ月とか先になる場合もあるので、すぐに辞めたいという人は、なんとか面談を組みましょう。

良いタイミングを見計らっているのであれば、定期面談の時を狙ってみましょう。

新卒の退職理由は本当でなくてもかまわない

退職の理由は、本音でなくてもOKです。

今の会社が文句無しなら辞めないわけですから、どこかしらに会社に対する不満があったわけです。

でも、それを伝えて喧嘩別れみたいになってしまうのも良くないので、建前を使って退職理由を伝えましょう。

本音を言ってしまうと反対される可能性がある

会社の不満を退職理由にしてしまうと、「じゃあそれは直すよ」と言われてしまいます。

会社に対する不満系は、反対されやすいので言わないほうがいいです。

「違う現場も見てみたい」「ベンチャー企業の経験をしてみたい」など、今の会社では絶対に叶えられない理由にしておくと、反対もできなくなります。

スムーズに退職できる理由

以下に、スムーズに退職できる理由例を挙げてみました。

  • 他の職種にチャレンジしてみたい
  • 他の企業からオファーが来ている
  • ベンチャーで働いてみたい

今の会社ではできないこと、前向きに考えていることを伝えるようにすると、みんな応援したい気持ちになり、スムーズに退職できるはずです。

会社の悪口を言って辞めないこと

会社の悪口を言って辞めてしまうと、周りからは応援されないですし、次の会社でもネガティブなところを見つけようとしてしまいます。

仮に会社に不満があったとしても、そんな素振りは一切見せないことが大切です。

退職を伝えられない人は退職代行を使ってみる

ここまで解説してきた、新卒が退職理由を伝える方法を実践できず、退職を伝えられないという人は、退職代行を使ってみるのも良いかもしれません。

退職代行は3万円弱で使えるサービス

退職代行ガーディアンなら、29800円で退職ができます。

追加費用は一切かかりません。

即日から会社に行かなくても良い

即日から会社に行かなくても良いので、例えば帰宅して、退職代行ガーディアンに連絡したら、次の日から会社に行く必要がなくなるわけです。

この記事で書いてきた

  • 面談を組む
  • 退職理由を考える
  • 仕事を引き継ぐ

とかを一切やることなく退職できるのはいいですね。

ただ、会社のセキュリティカードや持ち出しPCなどは郵送する必要があるので、いきなり会社との関係が途絶えるというわけではありません。

有給消化してギリギリまで給料をもらえる

ちゃんと有給消化もできるので、辞めてからも少しだけ給料が発生します。

有給消化日数は、退職代行ガーディアンが会社に確認してくれますが、自分でもあと何日あるか確認しておきましょう。

  • 有給消化日数の確認
  • 退職願
  • 退職代行に支払う金額

これだけ準備しておけば、退職できてしまいます。

今後、会社との関係を保つことはできなくなりますが、殆どの場合、退職した会社とのつながりはなくなりますから、退職代行を使っても問題ないと思います。

まとめ: 新卒でも円満退職しよう!

今回は、新卒で退職するときの理由の伝え方について解説しました。

まだまだこれからの時期なのに退職するのはかなり言いにくいと思いますが、次のキャリアに進みたいという気持ちを強く持っていれば、その熱意が伝わって退職できるはずです。

もし、前向きな退職ではなく、会社への不満で辞めたい場合は、前向きな退職を装うか、退職代行サービスを使ってしまいましょう。

僕は、大企業を1年10ヶ月で退職した際、次の仕事が決まっていませんでした。

それでもベンチャー企業で働きたい、プログラミングがもっとできるようになりたいという気持ちから、反対を押し切って退職しました。

周りからは、「なんで辞めちゃうの?」「次決まってないのに大丈夫?」と言われることもあり、居心地が悪くなりかけましたが、退職の決意は変わりませんでした。

もしベンチャー企業に転職したいと思っている人がいたら、ベンチャー転職を目指すエンジニアにおすすめの転職サイトと転職エージェントを参考にしてみてください。

大企業を退職して、独学でプログラミングを学び、半年後にベンチャー転職を決めた経験で記事を書いています。

新卒だけど今の会社を辞めたいと思った人の参考になれば幸いです。

それでは!

目次