こんにちは、ケンジです。
未経験から半年でベンチャー企業の正社員エンジニアになり、その後フリーランスとして独立をしました。現在、エンジニア歴7年目で、法人化して会社経営をしています。
このブログでは、エンジニアとして転職や独立をしてきた経験を元に、未経験からのエンジニア転職やフリーランスエンジニアになる方法などを解説しています。
今回は、リモートビズというフリーランスエージェントについて解説していきます。
リモートビズは、株式会社セルバによって運営されているフリーランスエージェントです。
以前は、テックゲートというサービス名でしたが、リモートビズという名前に変わって、リモート案件を取り扱っていることをアピールするようになりました。
名前の通りリモートビズは、リモート案件のみを扱うフリーランスエージェントですが、他にもどのような特徴があるのか解説していきます。
運営会社 | 株式会社セルバ |
設立年 | 2003年 |
マージン率 | 10% |
案件数 | 11415件(2022年7月) |
平均収入 | 時給3000〜5000円 |
最高年収 | 1000万円 |
支払いサイト | 30日 |
リモートビズのメリット
リモートビズ最大のメリットは、完全リモートの案件が豊富な点です。
その他、メリットは以下の通り。
- 完全リモートの案件数が豊富
- 週2日〜副業案件が豊富
- 正社員契約もある
- オンラインサロンがある
1つずつ解説します。
完全リモートの案件数が豊富
ほぼ全ての案件がリモートワークに対応していて、フルリモート案件も多数あります。
最近は他のエージェントでもリモート案件が多くなっていますが、全ての案件がリモートというエージェントは珍しいです。
地方に住んでいて、リモート案件しか受けられないエンジニアなんかは、紹介される案件が全てリモートなら安心して頼めますよね。
リモートワークは地方在住の人だけが行うものではなく、東京に住んでいるエンジニアであってもリモートワークをするメリットはあります。
- 通勤時間を短縮できる
- 仕事中いきなり話しかけられなくなる
- 身軽な格好で仕事できる
- 自分のPC環境を作れる
通勤時間を短縮できる
特に東京の通勤時間はめっちゃストレスが溜まりますし、時間も無駄になります。
通勤時間が30分だとしても、
- 朝ごはんを食べたり
- 身支度をしたり
- 前日に早く寝たり
やらないといけないことがたくさんあって、通勤をするというだけで制限がかかります。
通勤時間はできるだけゼロに近づけたほうが時間を有効活用できます。
仕事中いきなり話しかけられなくなる
プログラミングは一定の時間、自分の世界に入り込み集中しないとできない仕事です。
ですが、オフィスで仕事をしているといきなり話かけられることがあったり、画面を覗かれたりして、集中が途切れてしまうことがあります。
自宅なら邪魔する人は誰もいない(家族がいるかも笑)ので、自分だけの空間で集中することができます。
チャットやビデオ会議ツールなどはありますが、それでもいきなり話しかけられるわけではないので、集中している間は通知を切ったりして工夫しましょう。
身軽な格好で仕事できる
オフィスでプログラミングをするだけなのに、身支度を整えるのは無駄な気がします。
中にはリモートワークなのに髪型を整えたり、スーツを着る人もいるそうですが、身軽な格好(パジャマとかスウェットとか)が楽ちんですよね。
どちらにせよ、格好を好きに選べるというメリットがリモートワークにはあります。
自分のPC環境を作れる
- キーボード
- マウス
- モニター
- 椅子
- 机
などなど、エンジニアにとってPC周りの環境は仕事の生産性に大きく影響します。
好きに選ばせてくれる会社もありますが、だいたいモニターや机は統一されていますし、フリーランスエンジニアのような短期契約が前提の人にそこまで選ばせてくれる会社はほとんどありません。
自宅なら好きな環境を作れるので、最大のパフォーマンスを出すことができます。
また、フリーランスなら仕事環境に必要なものを経費にできるので、節税にもなって一石二鳥です。
エンジニアの経費については、経費を使えることの良さは節税だけではない!で詳しく解説しています。
まだまだ探せばキリがありませんが、出社するよりリモートワークの方が働きやすいと思います。
フリーランスがリモートワークをする方法については、フリーランスエンジニアがリモートワークする方法とメリットで紹介しています。
リモートワークを探す前に一読しておくと、リモートワーク環境に戸惑うこと無く、キャリアを築くことができますよ!
週2日〜副業案件が豊富
リモートビズでは、副業案件も扱っています。
エージェント形式で副業案件も扱っている企業は珍しく、ほとんどのエージェントがフルタイム案件しか取り扱っていません。
他にエージェント形式で週2〜3日案件を扱っているのは、ITプロパートナーズです。
また、副業案件を扱うサービスはエージェントではなく、マッチングサービスがほとんどなので、エージェントに副業案件を紹介してもらえるのは、リモートビズ以外にないと思われます。
レバテックで副業が探せるサービスがありました!エンジニア必見!では、大手のフリーランスエージェント「レバテックフリーランス」では副業は探せないけど、「レバテックダイレクト」というマッチングサービスなら副業案件があることを紹介しています。
副業は転職やフルタイムのフリーランス案件とは条件が変わるので、案件の決め方やどんな条件で探せば良いのか分からないという人は、エージェントであるリモートビズに相談してみましょう!
正社員契約もある
フリーランスになるか、正社員のまま続けるか迷っている人のために、正社員転職案件も用意してあります。
条件さえ良ければ、フリーランスになってリスクを取る必要もないので、どちらも同じ条件で探して、契約形態は気にしなくてもいいという人におすすめです。
もし正社員転職だけを目指すなら、転職エージェントを使ったほうがいいと思います。
正社員とフリーランスで迷っていて、とにかくリモート案件が見つかれば良いという人向けです。
自社でもWebサービスを開発している
自社でWebサービスを開発しているということは、担当者が開発内容に詳しい可能性が高いです。
エージェントサービスだけを運営している企業だと、担当者がITに詳しくない場合もありますが、Webサービスを運営していれば、多少は現場感が分かっているはずです。
また、紹介できる案件が少ない場合に、自社のWebサービス開発案件を紹介することもできます。
リモートビズでは、ASPの開発をしているようなので、スキルがもう少しないと案件を紹介できないという人には、株式会社セルバが開発しているASPの案件に携われるかもしれません。
スキルが足りなくて案件を紹介してもらえない人は、スキル不足なフリーランスエンジニアが生き残る方法を解説しますで詳しく解説しています。
オンラインサロンがある
リモートビズに登録している人は、オンラインサロンに加入することができます。
エンジニア同士の情報交換ができたり、カジュアルに案件の紹介を受けることができるようになっています。
フリーランスになると、周りのエンジニアとの情報交換の機会が少なくなりますから、オンラインサロンに加入してみるのもいいと思います。
リモートビズのデメリット
IT求人ナビフリーランスのデメリットについても紹介します。
- 高単価案件が少ない
- 大企業の案件は少なめ
- 実務経験が最低3年は必要
高単価案件が少ない
IT求人ナビフリーランスは1万件以上の案件を公開していますが、そのどれもがあまり高単価ではありません。
時給5000円以下の案件が多く、月単価にすると、80万円以下となります。
フルタイムで仕事を探す場合、月80万円以上の案件を請けるのは難しいのが現状です。
60万〜70万くらいなら全然狙えるので、希望単価がそれくらいの人にとっては豊富な案件があります。
おすすめの使い方は、週2日の案件を探して、フルタイムの案件はもっと高単価の案件を扱っているエージェントで探すことです。
案件を掛け持ちすることになりますが、フリーランスが案件を掛け持ちすべき理由を解説!【掛け持ちする方法も】で案件掛け持ちのメリットを参考にしてみてください。
大企業の案件は少なめ
リモート&副業案件が多いということもあり、スタートアップ、ベンチャー企業が多めです。
大企業でまったりと仕事したい、年齢的に若い人たちと仕事をするのはキツイという人には向かないかもしれません。
ただ、働き方はかなり自由になりますから、リモートワークだけでなく、始業時間も自由な案件も企業によってはあります。
時短勤務や休日の副業を考えている人は、スタートアップ、ベンチャー企業の働き方のほうが向いているかもしれません。
実務経験が最低3年は必要
リモートワークなので、即戦力で、すぐに技術をキャッチアップができる人が求められます。
そうなると、少なくとも実務経験が3年は必要です。
他のエージェントなら、実務経験1年くらいで仕事を紹介してもらえるので、ちょっとハードルが高めですね。
- 未経験: 正社員になる
- 経験1年〜3年: 常駐フリーランス or 正社員継続
- 経験3年以上: リモートフリーランス
こんな感じで、実務経験ごとに合っている働き方があるので、最初の3年間はリモート案件を求めすぎない方がいいでしょう。
リモートビズをおすすめする人
IT求人ナビフリーランスをおすすめする人をご紹介します。
- 地方在住のエンジニア
- 正社員とフリーランスで迷っている人
- 実務経験が3年以上あるエンジニア
地方在住のエンジニア
地方在住のエンジニアにとって、リモート案件は生命線なので、登録はしておいたほうが良いと思います。
数年前まで常駐案件がほとんどだったフリーランスエンジニアですが、ここ数年で一気にリモート案件が増えました。
今後、また常駐案件に戻る可能性もある中で、リモート案件を多く扱うエージェントと関係を築いておいたほうが、将来の仕事探しにも困らなくなるはずです。
今東京で働いているエンジニアもリモートビズのようなサービスが登場したことで、場所を選ばずに働くことができるようになりました。
移住に関しては、移住して仕事をするメリット・デメリット【北海道移住経験者が語る】を参考にしてみてください。
ただ、実務経験が少ないエンジニアは東京に住んだほうがいいと思います。
東京に住むメリットは、未経験のエンジニアは東京に住む方がメリット多いですで紹介しています。
正社員とフリーランスで迷っている人
正社員と業務委託の仕事を両方とも探せるエージェントは珍しいです。
今正社員として働いているけど、フリーランスになってみたいと思っている人に、リモートビズはおすすめです。
- 転職エージェントで正社員転職の相談をしてみる
- フリーランスエージェントで独立の相談をする
- リモートビズで両方の立場を比較する
こんな感じで、最低3つのエージェントに登録して、正社員とフリーランスの条件を比較してみて、どっちのほうが自分が求める条件に合っているかを比較してみましょう。
実務経験が3年以上あるエンジニア
実務経験が3年あれば、リモート案件は結構豊富にあります。
逆に3年無いと、紹介できる案件が少ないですし、案件の質も低いものになってしまいます。
リモートワークのメリットはたくさんありますが、実務経験があって、自分で仕事を進められる人じゃないと成長できなくなってしまいます。
リモートビズの口コミと評判
IT求人ナビフリーランスの口コミと評判をご紹介します。
- リモート案件は豊富
- 単価アップとスキルアップができる
- インフラリモート案件もあり
リモート案件は豊富
関西にフルリモート案件が少なかったですが、リモートビズさん案件が豊富ですぐにご紹介いただけました。
関西在住の人でも案件が見つかるようですね。
リモート案件が豊富なのは本当らしい。
単価アップとスキルアップができる
単価アップはもちろん、これから身につけたい技術もキャッチアップOKの状態にして参画させてくれます。
フリーランスは今できるスキルを使った案件しか提案されないので、新しい技術を学ぶ機会が少ないです。
が、新しい技術を使った案件にも参画できるようですね。
インフラリモート案件もあり
インフラ系の案件でリモートは諦めてましたが、ご紹介いただけた時は驚きました。こんな案件もリモートでOKなのかと。
インフラエンジニアは、リモートで仕事するのが難しいのですが、インフラリモート案件も取り扱っているようです。
インフラエンジニアといっても、オンプレミスのサーバやネットワークエンジニアではなく、AWSやGCPなどが使えるクラウドエンジニアが求められるでしょう。
まとめ: リモートワークするなら登録必須!
今回は、IT求人ナビフリーランスについて解説してきました!
- リモート案件を探している
- リモート案件が継続的に見つかるか不安
- 正社員かフリーランスで迷っている
みたいな人におすすめできるエージェントです。
公開案件が豊富(1万件以上)なので、まずはホームページでどんな案件があるのかを探してみましょう。
気になる案件があれば、エージェントに登録して、相談してみるといいでしょう。
リモート案件探しの手助けになれば幸いです。
それでは!