今回はポテパンキャンプの評判やメリット・デメリット等について徹底解説していきます!
ポテパンキャンプは、株式会社ポテパンが運営するプログラミングスクールです。
ポテパンは、他にもポテパンフリーランスというフリーランスエージェントも運営しているので、もし将来的にフリーランスエンジニアになりたい人は、ポテパンキャンプ→転職→ポテパンフリーランスという流れでサービスを利用することをおすすめします。
◯ この記事で分かること
- ポテパンキャンプの特徴とメリット
- ポテパンキャンプのデメリット
- ポテパンキャンプのコースと料金
ぜひ最後までご覧ください!
ポテパンキャンプの特徴とメリット
ポテパンキャンプの特徴とメリットは以下の通りです。
- Web系開発企業への転職に強い
- 現場が認める専用カリキュラム
- 経験豊富なエンジニアがレビュー
- 卒業生限定の求人紹介
- 実績豊富な学習サポート
1つずつ解説します。
Web系開発企業への転職に強い
Web開発系企業への転職に強いスクールになっています。
Web開発系企業とは、自社でサービスを開発したり、案件を受託してサービスを開発する事業を行っている企業のことです。
Web開発系企業はプログラミングをする機会が多く、モダンな技術を扱っていることも多いため、エンジニアに人気の企業になっています。
他にどんなIT企業があるかというと、
- SES企業
- SIer
です。
SES企業はエンジニアの派遣会社です。
現場によっては全くスキルが身につかなかったり、ただテストをやらされるだけでプログラミングをする機会がないこともあり、あまりおすすめされない企業です。
ただ、SES企業は入社しやすいため、どうしてもWeb系開発企業に入れない場合は、SESで実務経験を積んでからWeb系開発企業に転職するというルートもあります。
特に年齢が30代を超えてくると転職難易度が上がる(これが現実、、、)ので、プログラミング学習を頑張るのはもちろんですが、SESからWeb系開発企業に行くというキャリアプランも考えておくと良いでしょう。
SIerは、ほとんどが大企業なので、新卒じゃないとなかなか入社することができません。
SIerはプログラミングをする機会は少なく、プロジェクトの管理者的立場になるので、技術力を身につけるのが難しい企業です。
なので、プログラミングスクールからSIerを目指す人はほとんどいません。
やはりWeb系開発企業を第一優先にして、厳しそうであればSESを狙うのが一般的でしょう。
現場が認める専用カリキュラム
ポテパンキャンプの学習カリキュラムは、5ヶ月と他のスクールに比べて長く取っています。
その分卒業後のスキルは現場レベルになりますし、学習内容も充実しています。
「未経験から3ヶ月でエンジニアになれる」というスクールもありますが、
- 転職先は理想なのか
- 転職後のキャリアまで考えられているか
- 現場では順調に仕事ができているのか
なども考慮しなければなりません。
そこら辺は各スクールの無料相談時に聞いてみてください。
ポテパンキャンプのように、5ヶ月間スクールで徹底的に学び終えれば、おそらく転職後もやっていけるでしょうし、その後フリーランスになったりと、理想のキャリアを描ける可能性は高くなります。
経験豊富なエンジニアがレビュー
現役エンジニアから、約30回のレビューを受けることができます。
ポテパンキャンプはコースが1つしかないので、優秀な講師が分散しません。
なので、受講生は優秀なRailsエンジニアからレビューを受けることができ、現場で書かれているコードが書けるようになります。
コードレビューは学習以上に重要で、学習教材は現場で書かれているコードとは少し違うことがありますが、現役エンジニアにレビューをしてもらうことで、その差を縮めることができます。
転職して働き始めるときに、今まで書いていたコードと全く違う書き方をしていて、付いていけない、ということにならないように、現役エンジニアからのコードレビューは貴重です。
卒業生限定の求人紹介
転職成功者の93%がポテパン提携企業へ転職しています。
なので、ポテパンキャンプを卒業して転職を成功させるためには、ポテパンから紹介された企業に行くのが確実です。
上記画像がポテパンが提携している企業の一部です。
いくつか知っている企業もあるのではないでしょうか。
ポテパンキャンプがこうした企業と提携できる理由は、「転職時に手数料をもらってないから」です。
一般的な転職サイトや転職エージェントは、転職を成功させたら、企業から手数料をもらいます。
なので、利用者は無料で使うことができます。
ポテパンキャンプはプログラミングスクール代を受講生からもらっているので、企業から手数料をもらわなくても利益を出すことができます。
格安で採用できる、ということで、企業はポテパンと提携するメリットがあります。
未経験エンジニアを採用したくない企業が多い中、採用コストをタダにすることで、「採用コストタダなら未経験エンジニアも採用してみるか」というインセンティブが働くようになっているのです。
実績豊富な学習サポート
以下の3つの学習サポートが用意されています。
- 質問サポート
- 受講者限定イベント
- 転職サポート
質問サポート
23時まで質問ができるので、会社員の仕事終わりでも対応してくれます。
質問サポートは、答えを教えてくれるのではなく、ヒントを教えてくれるので自分で考える力が身につきます。
過去の受講生のコメントも見れるので、同じところで引っかかっていた人や、他の人がつまづいた箇所を確認しながら「みんなも同じなんだな」と感じることができます。
受講者限定イベント
受講生イベントでは、以下のようなイベントが開催されます。
- スキルを学ぶ勉強会
- 転職についてのセミナー
- 提携企業の説明会
いずれも1回は出席してみると良いでしょう。
特に、提携企業の説明会は貴重です。
社会人になって転職をするようになると、企業から説明会を実施してくれることは基本ありません。
就活していた頃は大学にわざわざ説明会に来てくれましたが、社会人は募集要項だけ見て、転職先を決めることが多くなります。
雰囲気や事業説明などもしてくれる、企業説明会は出席する価値ありです。
転職サポート
スクールの学習を終えれば、提携企業に転職できるというわけではありません。
スキルをアピールするためのポートフォリオや面接での受け答えも重要です。
そういった、学習カリキュラムだけでは対応しきれなかった部分を転職サポートで補ってくれます。
比較的転職しやすいSESや派遣企業ではなく、Web系開発企業への転職をサポートしてくれるので、有効活用すべきです。
ポテパンキャンプのデメリット
ポテパンキャンプのデメリットは以下の通りです。
- 地方への転職はほぼ不可能
- 学習難易度が高い
- 言語と期間の選択肢が無い(コースは1つのみ)
1つずつ解説します。
地方への転職はほぼ不可能
ポテパンが提携している企業は東京に集中しているため、地方での転職は難しいです。
完全オンライン受講ができるので、現在地方に住んでいても受講はできるのですが、転職後に東京に出てくる必要があります。
地方に住み続けたいなら、他の転職サイトで地方の仕事を探すかリモートワークのどちらかになります。
いきなりリモートワークをするのは難易度が高いので、やっぱりまずは東京の企業に就職して最低での1年くらいは出社しながらスキルを身につけて、リモートワークに切り替えるのがおすすめです。
なので、1年くらいは東京に進出する覚悟でエンジニア転職を目指すことをおすすめします。
リモートワークがずるいと考えている人へ【リモート転職のすすめ】
学習難易度が高い
ポテパンキャンプの教材内容は難しいと言われています。
ただ、これを乗り越えることができれば、その後の転職や現場での仕事が楽になってくるので、スクールの教材は難しいくらいがちょうどいいと思います。
分からない箇所は気軽に質問できるのがスクールの良いところで、転職後に分からない箇所が出てきてもなかなか教えてくれないこともあります。
今、難しいことにチャレンジしてみて、できるだけ分からない箇所を潰して、自分で解決する力を身につけておくべきです。
言語と期間の選択肢が無い(コースは1つのみ)
ポテパンキャンプが提供しているコースは1つだけです。
- 言語: Ruby
- 期間: 5ヶ月
- 料金: 400,000円(税込 440,000円)
転職実績があるので、これを受ければエンジニア転職を成功させる確率はかなり高いのですが、
- 言語はPHPやPythonがいい
- 3ヶ月くらいがいい
- 30万円以下じゃないとキツい
などの条件がある人にとっては、厳しいコース内容になっています。
完全に独学でやる方法もあるし、スクールはあくまで学習サポートとして使う方法もあります。
ポテパンキャンプは「高いけど、これをこなせば転職成功まで導くよ」という全部入りのコースになっています。
他のスクールや他の選択肢と併せて検討していきましょう。
ポテパンキャンプのコースと料金
ポテパンキャンプのコース内容や料金について詳しく解説します。
Railsキャリアコースの内容
コース内容は、5ヶ月間でRailsを習得し、その後転職サポートを受けながら転職活動をしていきます。
【1ヶ月目】基礎学習
Railsコースですが、どの言語を学ぶにしても、フロントエンドのHTML、CSS、Javascriptは必須になります。
なので、最初の1ヶ月はフロント言語を学ぶことに集中して、Ruby、Railsはまだ学びません。
フロント言語は環境構築が簡単で、初心者での進めやすいので、ここで躓くことはほとんどないと思います。
【2ヶ月目】Rubyの基礎学習
2ヶ月目からRuby学習に入ります。
Rubyの書き方を知っておくことで、コードをシンプルに書けるようになるので、よく使われるメソッドや構文などはしっかり学びましょう。
次に学ぶRailsでは、Rubyでいろいろ書いていくので、その準備段階だと思ってください。
【4ヶ月目】Ruby on Rails基礎学習
Ruby on Rails(略してRails)は、Rubyを使ってサービスを作りやすくするためのフレームワークです。
Rubyだけでもサービスを作ることはできますが、基本的にはRailsを使って開発します。
Railsが分かるようになるとサービスが簡単に出来上がるので、ここからがプログラミングをしている感じになります。
学ぶことが多くなるので、最初の2ヶ月の基礎に戻ることが無いよう、しっかり復習をしておきましょう。
【4〜5ヶ月目】模擬プロジェクト開発
最後の2ヶ月は実際に働くことを想定したプロジェクト開発です。
チーム開発やコードレビューなどは独学ではできないので、貴重な経験になります。
3ヶ月目までに学んだことを忘れていたり、学習時間が足りていないと、チームのメンバーやコードレビューをしてくれる講師に迷惑がかかってしまうので、より一層頑張りましょう!
これは転職後も同じで、周りの人と協力してプロジェクトを進めていく中で、足を引っ張らないように日々勉強をしていきましょう。
Railsキャリアコースの料金
コースの料金は一括払いだと440000円です。
ちょっと高くて払えないという人は、上記画像のような分割払いも可能なので、検討してみましょう。
社会人をやりながらスクールに通うことも可能ですが簡単ではありません。
一旦仕事を辞めて、無職の状態でスクールに通うことになれば、スクール代+生活費を用意しておかないといけないので、100万円近くの貯金が必要になります。
分割払いにしたとしても、エンジニア転職に成功すればすぐに返せる金額なので、無理せず分割払いも検討してみましょう。
注意: Webアプリケーションコースは申込み停止中
以前、2ヶ月間のWebアプリケーションコースもあったのですが、現在は申込み停止中です。
Railsキャリアコースしか選べないので、転職をする気はないけど、スクールで学習してみたいという人には向いていません。
ポテパンキャンプに申し込むまでの流れ
ポテパンキャンプに申し込んで、受講するまでの流れについて解説します。
無料カウンセリングを受ける
まずは無料カウンセリングを受けます。
ポテパンキャンプの無料カウンセリングはこちらから申し込みできます。
無料申し込み画面で、上画像のフォームに必要事項を入力します。
下の方に面談日時の選択画面もあるので、希望日時を選択します。
入力したメールアドレスに予約完了の通知とビデオ会議のURLが送られてくるので、予定日時になったらビデオ会議をスタートします。
準備するものは特にありませんが、
- なぜスクールを受けたいのか
- 今はどんな仕事でどこに住んでいるのか
- エンジニアになったあとのキャリア
などについては答えられるように考えておきましょう。
オンライン受講開始
カウンセリング後に料金支払いの案内があるので、払込が完了したら受講開始です。
メールにて、教材や質問するためのビデオ会議ツール、チャットツールなどの案内があるので、各自インストールしていきます。
自分のPCが必要になるので、もしPCを持っていない人は、無料カウンセリングのときにどのくらいのスペックのPCがあれば良いのか確認しておきましょう。
完全オンラインスクールなので、すぐに受講を開始できます。
転職活動や転職サポートの開始
5ヶ月間の受講が終わったら、転職活動を開始するので、そのための転職サポートを受けられます。
転職専門のメンターが付くので、メンターの指示に従って、ポートフォリオの作成やスキルシート、履歴書の作成を始めていきます。
受講が終わってから転職活動を始めていてはちょっと遅いので、受講中に余裕が出てきたら、ポートフォリオを作ってみたり、自分のスキルを棚卸ししてみたり、独学で気になる技術を勉強してみるのも良いでしょう。
とにかく受講中は勉強の日々になります。
ポテパンキャンプの口コミと評判
ポテパンキャンプを受講した人の口コミと評判をご紹介します。
勉強時間の確保は大変
正社員での仕事を続けながらの受講だったので、勉強の時間の確保が大変でしたが、遅い時間まで質問が可能だったことで勉強を継続することができました。質問をしたときに、答えだけではなく調べ方や解決方法を教えてくださるので、自走力が身につきました。
正社員として働いていても勉強時間を確保できている人がいるということは、1日8時間働いて、睡眠をしっかり取りながらでも受講できるということです。
大変ではありますが、仕事をすぐ辞めるわけにはいかないという人は、働きながらの受講もできますよ!
現役エンジニアから現場の書き方を教えてもらえる
現役エンジニアの方からのレビューがとても良かったです。特に良いと感じた点は、コードの書き方はあっているが、このようにすると現場で使われているコードになるというようなアドバイスが頂ける為、現場を意識した学習をすることができます。 また、質問した際には答えではなくヒントを沢山くれますので自走力を身につけることもできます! 転職サービスも手厚く、ポートフォリオの原案からデプロイの仕方までどんな些細なことでも親身にサポートしてくれます!! それに加え、転職紹介先も受託系や自社開発系が多い為、キャリアアップにも繋がります。 私自身本当に良くして下さった為、とても感謝しております!
- 現役エンジニアからのレビュー
- 自走力が身につく
- 些細なことでもサポートしてくれる
- 受託系や自社開発系企業を紹介してくれる
プログラミングスクールに求める条件が全て入っています!
メリットは充分にあるので、料金とかデメリットも併せて検討してみてください。
カリキュラムは難しい!
スクールのカリキュラムが難しい分、乗り越えたときの達成感があります。カリキュラムは自分で進めていくスタイルなので、自主的に取り組める人向けになります。問題を質問した際の回答は、答えを出してもらうというより、ヒントを与えられてそれを元に自分で考え抜く形です。この点はお厳しいですが、間違いなく自走力が付くと思います。プログラミング学習において自信が付きました。また、転職サポートは、求人を出していただけます。求人企業は自社開発と受託企業がほとんどで自分の希望する業態だったので、その点もとても満足しております。
学習内容は難しく、オンラインなので自分で教材を進めていくスタイルです。
質問できる環境があるとはいえ、自主的に学習できる人じゃないと続けていくのは難しいかもしれません。
ポテパンキャンプに関するよくある質問
年齢制限等はありますか?
年齢制限はございません。本気で学習したいという意気込みがあればご受講いただけるようになっております。
どのくらいの勉強時間があれば大丈夫ですか?
目安として週15~20時間程となっております。お仕事を続けながら学習されている方も半数以上いらっしゃいます。
期間内で終わらなかった場合はどうなりますか?
1ヶ月毎の延長受講が可能です。ご希望の方は終了日までに、別途8.8万円(税込)/月のお支払いが必要となります。
まとめ: 確実に優良企業を狙うならあり!
今回は、ポテパンキャンプについてまとめました!
◯ 今回の記事で解説したこと
- 特徴とメリット
- デメリット
- コースと料金
- 申し込むまでの流れ
- 口コミと評判
- よくある質問
一番の特徴は、Web系開発企業への就職率が100%である点です。
SESや派遣会社に転職する人がいないというのは、スクールのカリキュラムでしっかりスキルを身につけて、転職後でも現場で活躍できる人材を生み出しているということです。
ただ、デメリットとして、5ヶ月という期間と44万円という料金です。
会社を辞めてスクールを受講するとなると、さらに最低5ヶ月分の生活費も必要になります。
ローンも使いながらお金のやりくりをしてほしいと思っています。
口コミでは、「カリキュラムが難しく、自分で学習する力が必要とされる」とありました。
自分で学習する力は転職後でもかなり重要になるので、スクールでは「なんで教えてくれないんだよ」と思わず、自分で調べながら学習を進めていきましょう。
最後によくある質問をいくつか厳選してご紹介しました。ポテパンキャンプのホームページにも掲載されていますし、さらに分からないことがあれば、無料カウンセリングのときに聞いてみてください。
自分に合ったスクール選びをして、確実にエンジニア転職を成功させましょう!
それでは!