今回は、レバテックフリーランスについて解説します。
東京の山手線に広告が貼ってあったりするので、エンジニアではない人でも、知っている人もいるかもしれません。
フリーランスエージェントの中では最大手のサービスで、案件数、登録エンジニア数がかなり多いのが特徴です。
◯ 基本情報
運営会社 | レバテック株式会社 |
設立年 | 2017年 |
マージン率 | 非公開 |
案件数 | 36191件 |
平均年収 | 862万円 |
最高月収 | 145万円 |
支払いサイト | 15日 |
◯ この記事で分かること
- レバテックフリーランスのメリット
- レバテックフリーランスのデメリット
- レバテックフリーランスをおすすめする人
- レバテックフリーランスの口コミと評判
それでは、始めます。
レバテックフリーランスの手数料(マージン)事情について解説!エンジニアは必見!
レバテックフリーランスのメリット
レバテックフリーランスのメリットを紹介します。
案件数が多い
2022年4月現在の案件数は、36191件です。
フリーランスエージェントの案件数は、5000件あれば充分なので、大幅に多いですね。
需要のあるスキルを持っているエンジニアなら、案件探しに困ることはなさそうです。
ニッチなスキルもあるし、大企業案件、ベンチャー案件など幅広い案件があるので、理想の条件にマッチした案件が見つかりやすいです。
平均年収が高い
平均年収は862万円となっており、フリーランスエンジニアとしては充分な単価を提供していることが分かります。
実務経験が3年以上あれば、月単価70万円以上を安定して見つけることができますし、実務経験が浅くても、月単価60万円くらいの案件を見つけることができます。
ぼくがインフラ経験2年の時に相談したら、月単価60万円前後の案件を多く紹介していただけました。
その時はフリーランスにはならず、転職をしたのですが、その後、プログラミング経験3年で再度相談したら、月単価70万〜80万円の案件を紹介してもらえました。
平均年収を考えると、妥当な相場だと思います。
契約更新率が高い
契約更新率は90%を超えており、契約を終了しても、またレバテックフリーランスを使いたい人が多いことが分かります。
他のフリーランスエージェントもお得なサービスや高単価案件を用意していますが、レバテックフリーランスの長年の実績や案件数が魅力的なので、わざわざ他のエージェントに移らないのだと思います。
経験が浅くても案件が見つかる
実務経験3年以上ないと案件を紹介してもらえないエージェントが多い中、レバテックフリーランスは実務経験が1年以上あれば、基本的に案件を紹介してもらえます。
おそらく、今からWeb系エンジニアになる人は、PHPかRubyのスキルを持っていると思うので、充分な案件数があります。
できるだけ早くフリーランスエンジニアになりたい人におすすめです。
レバテックフリーランスのデメリット
レバテックフリーランスのデメリットを紹介します。
定期的に電話で状況確認をされる
現在、レバテックフリーランスで案件を請けていないのですが、以前相談したことがあるので、定期的に電話で状況確認をされます。
あまり電話に出ないタイプなので、できればメールやLINEをしてほしいのですが、なぜか電話をしてきます。
普段の案件紹介などはLINEでやり取りできるので、スムーズなコミュニケーションは可能ですが、たまに電話がかかってくるのはちょっとやめてほしいですね。。
リモート案件が若干少ない
全36191件の中で、フルリモート案件は、4500件程度でした。10〜15%くらいしかリモート案件がないので、地方在住でリモート必須のエンジニアにとっては、選択肢が狭まってしまいます。
リモート案件に絞って探したいなら、リモート案件が豊富にあるエージェントである「リモートビズ」と併用することをおすすめします。
スキルシートが書きにくい
レバテックフリーランスに相談すると、エクセルのスキルシートを渡されるのですが、これがかなり書きにくいです。
Macbookを使っているエンジニアも多く、エクセルが入っていない人もいるので、わざわざスプレッドシートに移して、書き終えたらエクセルに出力するという作業が必要になります。
レバテックフリーランスの担当者がWindowsを使っていると思うのでエクセル渡しなのだと思いますが、できればスプレッドシートにしていただきたいですね。もしくは、Webフォームを作っていただくとか。
レバテックフリーランスをおすすめする人
レバテックフリーランスをおすすめする人をご紹介します。
東京在住のエンジニア
リモート案件の割合が少ないので、東京在住のエンジニアに有利なエージェントです。
東京に住んでいれば、まず案件探しに困ることはありません。
地方在住のエンジニアでも、リモート案件を狙ってもいいですが、条件が合わないとか、継続的に探せる可能性が低くなるので、他のエージェントと併用することをおすすめします。
実務経験が浅いエンジニア
実務経験が浅いエンジニアでも受け入れてくれる数少ないエージェントです。
さらに年齢が若ければ、積極的に案件を紹介してもらえます。
もし紹介できる案件がなくても、レバテックは、転職エージェントも運営しているので、転職を検討することもできます。
ニッチなスキルを持っているエンジニア
ニッチなスキルだと案件数は少なくなってしまいますが、レバテックフリーランスは、案件の母数が多いので、ニッチなスキルでも見つかりやすいです。
それでも見つからないという人は、ニッチなスキルを扱っているエージェントと併用することをおすすめします。
レバテックフリーランスの口コミと評判
レバテックフリーランスの口コミと評判をご紹介します。
マイナーな案件でもいくつかある
ちょっと思いついて、レバテックでOutSystemsの案件検索してみたら、いくつかある。
もう少し増えるといいけど……https://t.co/rCQK7fue1d— Junji Watanabe (@JyunjiW) March 30, 2022
OutSystemsというローコードの技術を使った案件もいくつかあるように、ニッチなスキルでも案件があったりします。
スキルシートが書きづらい
レバテックフリーランスってやってみようと思ったけどこの「スキルシート」見て完全にやる気なくした……。 pic.twitter.com/Lf1QcaLMFz
— 藻 (@bromne) June 8, 2018
レバテックフリーランスから渡されるスキルシートはエクセルで作られた書きづらいものになってます。
セル結合がされていて、うまくコピーできなかったりするので、早く改善してほしいですね。
面談がオンライン形式になっている
レバテックフリーランスの面談形式はオンラインで時間は30分でした。 担当者の技術的な理解のおかげでスムーズに登録面談が進みました。 ありがとうございました。また、かなり真摯な対応をしてくれて助かりました
面談はオンラインで行われるので、リモート案件を探している地方在住の人でも問題なく申し込みできますよ!
まとめ: 選択肢を広げたい人におすすめのエージェント!
今回は、レバテックフリーランスについてまとめました!
とにかく案件数が多いので、登録すれば選択肢が広がります。
案件数は少なくてもいいから、質が良くて条件に合った案件さえ見つかればいいという人には向きませんが、とにかく選択肢を増やして、その中から条件に合った案件を見つけたい人に最適なエージェントです。
フリーランスエージェント最大手ということもあり、登録しているエンジニアも多く、周りのフリーランスエンジニアも半分以上はレバテックフリーランスを使っています。
それだけ使っている人が多ければ、情報交換もしやすいですよね。
サポートもマニュアル化されていて、しっかりとしているので、安心して案件を探すことができますよ!