こんにちは、ケンジです。
未経験から半年でベンチャー企業の正社員エンジニアになり、その後フリーランスとして独立をしました。現在、エンジニア歴7年目で、法人化して会社経営をしています。
このブログでは、エンジニアとして転職や独立をしてきた経験を元に、未経験からのエンジニア転職やフリーランスエンジニアになる方法などを解説しています。
今回は、jobeet(ジョビート)について解説します。
運営会社 | Fabeee株式会社 |
設立年 | 2010年 |
マージン率 | 非公開 |
案件数 | 652件(公開案件のみ) |
平均年収 | 非公開 |
最高月収 | 非公開 |
支払いサイト | 30日(前払い制度あり) |
マージンや平均年収など、非公開情報が多いですが、案件を検索した感じだと、高単価案件が多いです。だいたい〜80万円以上の案件なので、スキルがある人は高単価になりやすいでしょう。
非公開案件も多数あるので、一度相談してみると、より多くの案件を調べることができるようになります。
支払いサイトは、10日と20日にすることもでき、その場合は報酬額から手数料を支払うことになります。
よほどお金がすぐ欲しい状況でない限り、30日にしておくべきです。
- jobeet(ジョビート)のメリット
- jobeet(ジョビート)のデメリット
- jobeet(ジョビート)をおすすめする人
- jobeet(ジョビート)の口コミと評判
jobeet(ジョビート)のメリット
jobeet(ジョビート)は、案件の質が高いのが最大のメリットです。
なぜ案件の質が高いのか、その理由を以下に説明していきます。
CTOから情報収集しているため条件が正確
CTOや技術責任者から情報収集をしているので、現場で使われている技術とか、求めるスキルレベルが正確になっています。
なので、エンジニアとのミスマッチが少なく、条件通りの案件を探せる確率が高くなるのです。
他のエージェントだと、企業の人事部に伺うだけで、リアルな情報が入ってこないこともあります。
商談してみると、「あれ?こんな感じなの?」と思ったのと違う雰囲気を感じてしまうことがあります。
そういうミスマッチは、企業もエンジニアもエージェントも時間を無駄にしてしまうので、エージェントの正確な情報収集は、効率よく案件を探すのにとても大切なことです。
直エンド案件で高単価
直接現場の人に話を聞いているということもあり、もちろん直エンド案件になります。
これが2次請け、3次請けになると、情報は直エンドであるエージェントからしか収集できないので、企業の人事部にすらアクセスできていません。
おまけに、マージンを2重、3重に取られてしまうので、単価も低くなります。
直エンドかつ、CTOから情報を集めることで高単価案件を実現しています。
支払いサイトを選べる
支払いサイトは30日ですが、10日か20日にすることもできます。
早めると手数料がかかるので、あまりおすすめはできませんが、どうしても来月の10日までにお金が必要な場合に柔軟な対応をしてもらえるので、制度としてはあって良いと思います。
使う場面としては、
- 税金の支払いが多すぎて、30日振り込みでは引き落とし額が足りない
- 結婚式に呼ばれまくって資金不足
- 急な医療費が必要になった
などでしょうか。
ただ、万が一の場合に備えて貯金はしておきましょうね。
モダンな技術の案件が多い
都内の案件が多いため、モダンな技術の案件が多いですね。
案件検索をしてみると、
- Go
- Python
- Kotlin
- Typescript
などのモダン言語が並んでいて、古い言語の案件は見つかりませんでした。
非公開案件の方には古い言語もあるのかもしれませんが、モダンかつ高単価の案件が多く、成長したいエンジニアにおすすめできるエージェントです。
jobeet(ジョビート)のデメリット
jobeet(ジョビート)のデメリットについて解説します。
- リモート案件は3割くらい
- 高単価だが難易度高め
- 福利厚生サービスが少ない
リモート案件は3割くらい
リモート案件が少なく、都内の常駐案件が多いです。
なので、東京近辺以外に住んでいる人向けの案件が少なく、安定してリモート案件を探すのは難しいでしょう。
東京近辺に住んでいても、リモートワークがしたい人はたくさんいると思うので、リモート案件が少ないのは残念ですね。
ただ、ゼロではないので、自分のスキルにあったリモート案件がどれくらいあるかを確認してみるといいでしょう。
高単価だが難易度高め
案件情報を見る限り、結構難しめの案件が多いです。
ベンチャー企業が多めということもあってか、
- フルスタックエンジニア
- Firebase
- QraphQL
など、難易度の高そうな言葉が並んでいます。
逆に言えば、こういった環境で難しい技術を学ぶことができるし、成長にも繋がります。
厳しい環境に身を置きたい人にはおすすめできます。
福利厚生サービスが少ない
jobeet(ジョビート)をおすすめする人
jobeet(ジョビート)をおすすめするのはこんな人です。
スキルに自信があるエンジニア
ハイレベルな案件が多いので、スキルに自信がある人におすすめです。
スキルがある人なら、月100万の高単価案件もあるので、ガンガン稼ぐことができます。
モダンな技術を学んで成長したい人
スキルに自信はないけど、これから学んでいきたい成長意欲のある人にもおすすめです。
ハイレベルな案件に携わると最初は大変ですし、フリーランスは結果を出さないとすぐにクビを切られてしまうので、学ぶという意識だけではダメですが、それでもかなり成長できそうな案件が多くあります。
フリーランスエンジニアになると、今持っている技術が使える案件しか請けられないことがほとんどなので、なかなか成長する機会がありません。
あえてハイレベルな案件を選んで、学びながら必死に付いていくような仕事の仕方をしてみるのもいいと思います。
東京近辺在住のエンジニア
都内案件がほとんどなので、案件を請けられるのは都内近郊に住んでいる人に限られてしまいます。
せっかくITが盛んな都内に住んでいるなら、高単価でモダンな技術を使った案件を請けたい人もいるでしょう。
jobeet(ジョビート)を利用する流れ
jobeet(ジョビート)を利用する流れは一般的で、会員登録をして、相談、面談と進み、業務を開始します。
会員登録しなくても公開案件を見ることはできるので、まずはjobeet(ジョビート)にどのような案件があるのか、単価や条件などを見てから登録するか決めていきましょう!
- 会員登録
- カウンセリング
- 案件紹介・面談
- 業務開始
一般的なフリーランスエージェントと変わりません。
まずは会員登録をします。フリーランスエンジニアは履歴書は無くても大丈夫ですが、スキルシートが必要です。
過去の企業や案件の詳細と、持っているスキルを記載する必要があります。
この後の面談において、スキルシートがとても重要になってくるので、時間をかけてしっかり書きましょう。
次にコンサルタントにカウンセリングを受けます。オンラインでも可能です。
スキルシートに沿ってこれまでの経験や今持っているスキルなどを話し、希望条件に合った案件を提案してもらいます。
面談ではないので、将来のキャリアや今のIT業界についてなど、気軽に相談しながら条件を決めていきましょう。
スキルシートの添削もしてもらうと、面談時に、より自分をアピールできます。
案件を紹介してもらったら、参画したい案件をコンサルタントに伝えます。
クライアント企業からの返事をもらい、面談日程を決めていきます。
面談もカウンセリングと同様にオンラインでも可能なところが多く、そういった企業はリモートワークができる可能性が高くなります。
面談は就職面談と同じ流れで進んでいきますが、志望動機などはほぼ聞かれず、スキルや過去の実務経験などについて聞かれることが多いです。
面談に通ったら、通った中から参画したい企業を選び、業務開始です。
転職時と同様に、業務開始日に企業に行って挨拶やPCの受け取り、セッティングなどをして、参画していきます。
初めは1ヶ月契約のところも多く、最初の1ヶ月である程度仕事を進めていかないと契約の更新ができない可能性があります。
とはいえ、普通にエンジニアとしてのスキルがあって、コミュニケーションが取れていれば3ヶ月〜6ヶ月くらいは問題なく継続できるはずです。
jobeet(ジョビート)にはどのような案件がある?
jobeet(ジョビート)公式サイトより、いくつかの案件をご紹介します。
60万円〜100万円まで、幅広い単価の案件があるので、初心者からベテランまで多くのエンジニアにとって理想の案件が見つかると思います。
やはり、Pythonなどの流行りの言語かつ、スマホゲーム案件は単価が高いことが分かります。
C#案件は単価は安いものの、勤務先が神奈川県なので、東京まで通うのが難しい神奈川在住の方にとっては良い条件かもしれません。
jobeet(ジョビート)では、会員登録をしなくても600件ほどの公開案件を見ることができますので、検索してみて、他のエージェントとの比較や、理想の案件探しをしてみてください。
会員登録をすると、コンサルタントと相談をすることになり、非公開案件も含むより多くの案件の中からおすすめの案件を提案してもらえます。
検索はどれくらい細かくできる?
上記画像の通り、検索条件を指定して案件を調べることができます。
こだわり条件の中には、「在宅OK」や「週4日以下OK」といった自由な働き方で絞ることもできるようになっています。
注意点として、エリア検索は東京都近郊でしか絞ることができないので、関東圏外に住んでいるかたは、こだわり条件の在宅OKにチェックを入れて、リモートワークができる案件を探しましょう。
jobeet(ジョビート)の口コミと評判
jobeet(ジョビート)の口コミと評判を集めてきましたので、ご紹介します。
高単価案件が多い
渋谷や六本木にある有名企業の案件がたくさんありました。それも登録すれば全ての情報を見ることができるので、登録してもオファーが来なくて案件に申し込めないということはありません。案件の単価は60万円以上だったので、他のサイトよりも高いと感じました
高単価案件が豊富にあるようですね。
東京に住んでいれば、jobeet(ジョビート)の案件探しには困らなさそう。
サポートが丁寧
ベンチャー企業らしくサポートが丁寧で、これからもお世話になっていきたいです。
jobeet(ジョビート)はそこまで大きな企業ではないので、1人1人に丁寧にサポートしてくれます。
大手のエージェントになると、マニュアル通りのサポートになりがちですから、それも悪くないのですが、親身になってほしいなら小さめのエージェントの方がいいでしょう。
都内の案件がほとんど
ほとんど東京都内に限られていて、それ以外のエリアはないのかなと疑問に思いました。ただサイトに登録した後スタッフの方が相談に乗ってくれたりしたので、その点に関しては良かったです
地方在住の人が使うにはちょっと壁がありそうですね。
地方在住の人は、リモート案件が豊富なエージェントとか、地方案件もあるエージェントを使いましょう。
まとめ: マッチングミスの少ないエージェント!
今回は、jobeet(ジョビート)というフリーランスエージェントについてまとめました。
転職エージェントでも「年収800万以上のハイクラス限定」みたいなのがありますが、jobeet(ジョビート)もハイクラス寄りのエージェントです。
東京に住んでいて、これからもっとスキルを身につけて、稼ぐぞ!って人におすすめです。
逆に、のんびりやっていきたいな〜と思っている人にはおすすめできません。
都内の有名企業で働ける可能性もあるので、気になる人は一度無料相談してみてはいかがでしょうか。