こんにちは、ケンジです。
未経験から半年でベンチャー企業の正社員エンジニアになり、その後フリーランスとして独立をしました。現在、エンジニア歴8年目で、法人化して会社経営をしています。
このブログでは、エンジニアとして転職や独立をしてきた経験を元に、未経験からのエンジニア転職やフリーランスエンジニアになる方法などを解説しています。
DMM WebCampというプログラミングスクールをご存知でしょうか。
DMMが運営しているプログラミングスクールで、転職成功率98%という驚異の実績を残しています。
しかしながら、DMM WebCampで転職できないこともあります。
転職成功率98%という数字だけを見るのではなく、どのようなスクールなのかを理解して、自分にあったスクール選びをしましょう。
DMM WebCampで転職に失敗するのか?
結論として、失敗することもあります。
転職成功率98%とあるので、50人に1人しか失敗しないと思われるかもしれませんが、この数字には注意点があります。
※所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合
と書かれています。
つまり、学習を途中で挫折した人や転職活動をしっかり行わなかった人は、含めていないということです。
カリキュラムをしっかりとこなすことができれば、転職活動はほぼ確実に成功しますが、カリキュラムをこなす難易度がどれくらいなのかは定かではありません。
- 課題が多すぎてほとんどの人が完璧にはこなせない
- 転職活動の条件が厳しすぎる
などの理由で、転職に失敗した人は割合には入れていないことも考えられるので、課題の量や転職活動の条件については、事前に担当者に相談しておきましょう。
DMM WebCampは他のスクールと比べてどうなの?
とはいえ、転職成功率98%は、他のスクールより優秀な成績です。
コース数も3つあり、充実しています。
- 短期学習者向け
- スタンダード
- 仕事しながら学びたい人向け
最近は補助金対象となったため、料金はかなり安くなっており、お得に利用できます!
類似サービスの料金を比較してみました。
- DMM: 249,350円(6ヶ月、補助金適用後)
- codecamp: 275,000円(4ヶ月)
- 侍エンジニア: 188,100円(割引適用後)
- テックアカデミー: 284,900円
ちなみに、補助金を使わないと90万円近くするので、補助金の対象になるかどうかは必ず確認してください。
学習内容については、転職サポートとか、ビジネス研修、ポートフォリオ作成指導なども含まれているので、確実に転職を成功させたいなら、DMMが良いでしょう。
転職成功率98%の罠
98%という数字は、カリキュラムを最後までこなした人の中だけの数字です。
カリキュラムを途中で挫折してしまった人が何人いるかわかりませんし、学習は終えても、自分で転職を決めてしまった人はこの数字には入りません。
最後まで頑張ったけど転職できないということはほとんどありませんが、最後までいける人がどのくらいいるかが問題です。
DMM WebCampでの学習をすれば、SESならだいたい入ることができるでしょう。
妥協すれば、転職を失敗することはないので、98%に入らなかった人は以下のような人だと考えられます。
- 学習を最後まで終わらせられなかった人
- 転職サポートを使わずに自分で転職した人
- 妥協できずに最後までこだわり続けた人
この3つの条件を満たす人がたった2%しかいなかったということです。
SESは良くないという意見もありますが、次のキャリアのステップアップとしてSESはありだと思います。転職活動を長引かせるくらいなら、とにかくエンジニアという職を経歴に付けていくという考え方も持っておきましょう。
DMM WebCampで転職に失敗する原因
DMM WebCampで転職に失敗することがあるとすれば、どのような原因があったのでしょうか。
自己学習をしていなかった
DMM WebCampで渡される課題しかやっておらず、自己学習を怠った人は転職に失敗する可能性があります。
面接時に提出するポートフォリオはオリジナル作品でないと評価されませんから、自己学習をする必要があります。
DMM WebCampにはポートフォリオ作成指導があるので、サポートを受けつつも、最後は自己学習で作りきらなければなりません。
希望する条件がはっきりと決まっていなかった
自分が入りたいと思っている企業の条件をはっきりと決めておき、その条件を満たしたら入社すると決めましょう。
条件が高すぎないかどうかは、転職サポートのカウンセラーと相談してください。
例えば、GAFAで働きたいという条件は高すぎますよね。
適度な年収、スキル、働き方を最初に決めておくと、転職先選びで迷うことはないでしょう。
理想とする条件は、実務経験を積んでからの方が達成しやすいので、未経験からの転職時は多少妥協点があっても仕方ないと思います。
DMM WebCampで転職に失敗しないためにやるべきこと
カリキュラムをこなし、自己学習でポートフォリオを作り、転職先選びに迷わなければほぼ100%転職に成功します。
なぜ、エンジニアになりたいのかをはっきりさせておく
エンジニアになる理由をはっきりさせておきましょう。
ぼくの場合は以下でした。
- 営業がやりたくない
- パソコン操作が好き
ちょっとネガティブな理由もありますが、どんな理由であれ、エンジニアになりたいと本当に思っていることが大事です。
他にも例をあげてみます。
- 給料が高そうだから
- 食いっぱぐれなさそう
- リモートワークできるから
上記のような理由の人もけっこういると思います。
学習時間は平日最低2時間は確保する
仕事が忙しい人は、勉強時間を確保するのが大変だと思いますが、平日に最低2時間は欲しいところです。
もちろん休日もほぼ学習時間です。
たった3ヶ月ですから、その間は遊ばずに勉強に集中する期間を決めるべきです。
学習時間がなかなか確保できない人は、以下の方法を試してみましょう。
- 早起きして時間を確保する
- 転職サポートに相談してみる
- 教材の読み込みなどは仕事の合間にやる
プログラミングはパソコンが必要なので、主に自宅でやることになりますが、教材を読んだり講師とやり取りをするだけなら仕事の合間でもできます。
スキマ時間を有効活用していきましょう。
最低限独学でプログラミングを学んでおく
DMM WebCampは安くても35万円くらい、高いと80万円くらいするので、簡単に手が出るものではありません。
もし受講したはいいけど、時間が取れずに挫折してしまったら支払ったお金が無駄になってしまいます。
事前に独学でプログラミングを学んでおくことをおすすめしています。
- プログラミングが楽しいと思えるか
- 学習時間を確保できるか
- 仕事としてやっていけそうか
などを判断してから、スクールを検討しましょう。
DMM WebCampで転職に失敗したら?
もしDMM WebCampで転職に失敗してしまった場合の対処方法について解説します。
結論から言うと、受講料返金制度があるので、それを使いましょう。
転職に失敗すると受講料を返金してもらえる
転職保証制度があり、転職に失敗すると、受講料を全額返金してもらえます。
しかし、返金してもらうために条件があるので注意が必要です。
- 29歳以下であること
- カリキュラムを終えること(推測)
- 指示の通りに転職活動をしたこと(推測)
実際のところ、上記3点をこなしたのに転職できないことはほとんどありません。
なので、受講料を返金してもらったという人は聞いたことがありません。
どのスクールにも同様の返金制度がありますが、返金することはほとんどないので、返金制度があるからと頼らないほうがいいでしょう。
IT転職エージェントにも相談してみる
DMM WebCampが提案できる企業はわずかであり、全てではないので、他の転職エージェントも利用しながら転職活動を進めていくといいでしょう。
転職エージェントおすすめは以下の通り。
- レバテックキャリア
- Wantedly
DMM WebCampは学習のために使い、転職はエージェント経由でするのもいいですね。転職は転職のプロに任せる方が良い企業が見つかる可能性が高くなりますので。
まとめ: DMM WebCampを最後までこなせば転職に失敗しない!
今回は、DMM WebCampで転職失敗するのかについて書きました。
- 他のスクールより転職成功率は高いが、料金も高い
- 転職成功率98%の中に、途中で挫折した人は含まれない
DMM WebCampで転職に失敗する原因は、以下のようにまとめました。
- 自己学習をしていなかった
- 希望する条件がはっきりと決まっていなかった
どのスクールでも同じことが言えます。
DMM WebCampで転職に失敗しないためにやるべきことは3つ。
- なぜ、エンジニアになりたいのかをはっきりさせておく
- 学習時間は平日最低2時間は確保する
- 最低限独学でプログラミングを学んでおく
これも他のスクールに入る際も同様なので、やっておきましょう。
もしDMM WebCampで転職に失敗したらどうすればいいか、についてもまとめました。
- 受講料を返金してもらう
- 転職エージェントを使って転職をする
受講料返金制度は、他のスクールにもありますが、あまり期待しないほうがいいでしょう。
年齢制限がありますし、返金してもらうための条件が厳しいからです。
DMM WebCampを受講して、ちゃんと最後まで終えることができれば、ほぼ確実にエンジニアになることができます。
ちゃんと最後まで学習できるかどうかがとても重要なので、最初に確認しておきましょう。
そこさえ乗り越えれば、あとはエンジニアになって、理想のキャリアを進めるようになるはずです!
それでは!