こんにちは。ケンジです。
今回は日記の効果について書きます。
みなさん、日記を書いていますか?
小学生くらいまでは夏休みの宿題で日記とか絵日記を書いていたと思いますが、中学生以降、日記を書いているという人はかなり少ないはずです。
仕事で業務日報を書いたり、Todoリストを作ったりしている人はいるかもしれませんが、それは今回紹介する「日記」とは違います。
日記とは、その日に起こった出来事やその感想を書くことです。
毎日を振り返ることができるので、ダラダラした1日を過ごすことが少なくなったり、書くという行為自体にも良い効果があるとされています。
医学的なこととかは良く分かりませんが、実際に日記を書いてみると変化を感じられると思いますので、ぜひ日記を書いてみてください。
日記の効果は絶大です
日記の効果がどれくらい大きいのかは、毎日書いてみないとわかりません。
内面の変化が大きいので、日記を書いたからと言って、顔がかっこよくなったり、足が速くなるわけではありません。
日記を書いた人にしかわからない内側の変化が生まれます。
目標を達成できる
元旦あたりに、今年も目標を立てている人は結構いると思います。
会社でも学校でも目標を立てさせられるし、初詣で拝むこともありますよね。
でも、数日後にはその目標は忘れてしまって、昨年と同じような生活を送り続けます。
日記に目標を書いて、毎日達成度を確認することで、その年の終わりには目標を達成できるようになっています。
達成までは行かずとも、なぜ達成できなかったのかを確認できますし、目標を忘れることはありません。
目標確認ツールとして、日記の効果は絶大です。
精神的に落ち着く
紙に文字を書く。自分を向き合って頭の中を整理する。という行為は精神を落ち着かせることができます。
例えば、仕事で大きなミスをしてしまった時、家に帰ってふて寝をしてしまうと、次の日仕事に行くのが嫌になりますよね。
でも、寝る前に日記に、
- 何がいけなかったのか
- 次からどうすればいいのか
- 明日は誰に謝るか
などなど、いろいろ書いていくと、ミスしたことを最小限に抑えて、次に活かすことができるようになります。
嫌なことは考えたくないという気持ちもわかりますが、そういうときほど自分と向き合って、日記に記すことで気持ちが整理されます。
論理的思考が身につく
気持ちを整理するためには、言葉にして、文字に書き起こさないといけません。
そうしないと、日記は上手く書けないからです。
頭の中でぐちゃぐちゃになっていることを整理して、書けるようにするという行為を毎日続けていると、論理的思考が身につきます。
こうやってブログを書くことも、論理的思考を身につける良い方法です。
僕は、「日記って書くと良いことがあるんだよ」という漠然とした思いを整理して、こうしてブログに書き起こしています。
ブログではなくなぜ日記が良いのかは後述しますが、論理的思考を身につけるためには、頭の中を整理して文字にするという行為がとても大切です。
日記の効果を実感した体験談
具体的に、日記の効果を実感したときのことを書きます。
ぼくは日記を3年くらい毎日書いているのですが、毎年年末には、日記の効果に驚かされます。
3つの目標をほとんど達成した
昨年、日記には3つの目標を書きました。
それを昨年末に読み返してみたら、なんとほとんど目標を達成していました。
日記に書いていなかったら絶対に忘れていましたし、定期的に読み返していたから、軌道修正をしたり反省ができていたんだと思います。
どんな目標を書いていたかざっくり説明すると、
- 会社員を辞めてフリーランスになる
- 副業で稼ぐ
- 体重を◯キロまで増やす
こんな感じです。
この3つの目標を達成するために、毎日反省を繰り返した結果、年末には目標をほとんど達成していました。
「ほとんど」と言っているのは、体重が若干足りていなかったからです。
上の2つは達成していました。
目標を立て、それを覚え、達成するためにすべきことを考えるというステップを踏まないと目標はなかなか達成できません。
人生でやりたい100のことリストを書くべきとか、年齢別にやりたいことを書く「タイムバケット」を作れ、なんて言われますが、それらに近いですね。
日記も同じで、やりたいことや目標を書いておくことが重要だと気付かされました。
日記の書き方
ぼくがどのように日記を書いているかをお伝えします。
完璧に真似する必要はなくて、絵日記にしてもいいし、その日起こった出来事をつらつらと書くだけでも良いと思います。
最初に今年の目標を書く
ここまで何度も書いたように、今年の目標を書くことです。
ぼくの場合は5年後の目標も書いています。
5年後の目標は簡単ではないし、毎日反省するにはでかすぎる目標なので、5年後に向けて、今年できることを「今年の目標」として書いています。
5年後の目標を書いたのが3年前くらいなので、あと2年でその大きな目標を達成しなければなりません。
毎日日記で進捗確認をしているので、おそらく2年後には目標達成できそうです。
目標の達成度を毎日書く
目標を書いたら、毎日その目標の達成に近づいたかを書きます。
例えば、体重を10キロ落とすという目標を立てたとします。
そのためにやるべきことは、
- カロリーを1日2000kcal以下にする
- 週3回運動する
- 飲み物は水かお茶だけにする
こういった小さな目標を決めて、毎日できていたかを日記に書きます。
できていなかった日があったら、他の日でカバーするとか、どうやったら誘惑に勝てるのかを考えて書いていきます。
こうやって毎日反省していくことで、ダイエットを達成するための方法が確立されてきます。
過去に失敗した方法も書いてあるから、失敗を避けて、成功方法だけを抽出できるようになるのです。
これは、ダイエットだけじゃなくて何にでも応用できます。
書き方や文体は自由
日記の文章の書き方は自由です。
余白をとってもいいし、詰めまくってもいいです。
僕は、このブログとほとんど書き方は変わらないですが、もう少しカジュアルに書いています。
文体も、丁寧に書くこともあれば、書きなぐるときもあります。
こういった、書き方の違いによって、その日の気持ちとかやる気を測ることもできますね。
書きなぐっているときは、時間がなくて忙しいことが多く、気持ちに余裕がないときが多いです。笑
日記帳の選び方
日記帳は、毎年同じものを使っています。
モレスキンのデイリーダイアリーってやつです。
4000円くらいするので、日記帳としては高いですが、日記の効果を考えれば余裕で元が取れます。
紙の日記がおすすめ
スマホのアプリとかブログに日記を書くこともできますが、それはおすすめしません。
紙を持ち歩くのが面倒とか、電車内で書きたいという気持ちもわかりますが、日記はスキマ時間に書くものではないからです。
日記を書く時は椅子に座って、テーブルの上に日記帳を置き、落ち着いた状態で書きましょう。
満員電車の中で書いても、良いことは思い浮かびません。
日記は頭を落ち着かせて、仕事よりも重要なタスクというくらいに真剣に取り組みましょう。
1日1ページのものを選ぶ
日記帳は1日1ページのものがおすすめです。
ウィークリーとか、マンスリーだとただのスケジュール帳になってしまいます。
日記帳にはスケジュールは書かず、自分との対話だけを書きます。
日記帳とカレンダーは別のものであると区別するためにも、デイリーダイアリータイプがおすすめです。
日記を書く時の注意点
日記を書く時に注意すべきことをお伝えします。
毎日決まった時間に書く
日記は毎日同じ時間に書きましょう。
僕は朝に書くことが多いですが、夜寝る前でもいいと思います。
ハム太郎のヒロコちゃんは、毎日寝る前に書いていますよね。
朝の方が頭がスッキリしているし、その日起こった出来事を書くタイプではないので朝に書いています。
その日の出来事を書いて反省したいタイプの人は夜書いたほうがいいかもしれませんが、夜は飲み会とか残業で日記を書けないときもあるので、夜に時間を確保する方法を考えて、日記に書いておきましょうね。
誰にも見せないようにする
日記は誰にも、家族にも見せないでください。
いわばデスノート的な感じです。
誰にも見せないから、自分の内面をさらけ出せます。
ブログにしてしまうと、見せることを意識してしまうので、本心を書けなくなってしまいます。
まとめ: 日記の効果を実感しよう!
今回は、日記の効果についてまとめました。
昔の偉人も日記を書いていた人が多く、だからこそ伝記となって今でもその当時の様子が受け継がれています。
日記の習慣は、紙とペンしかなかったからではなく、書くことの効果が絶大だったからだと思います。
現代は、スマホに簡単に書けるようになりましたし、Twitterなどで自分の考えを発信できるようになりました。
でも、Twitterに書く時に、いいね欲しさに書いていませんか?本心よりも炎上狙いとか良いね狙いで書いていませんか?
日記に書くことは、他人とのコミュニケーションが一切ありませんから、自分の本心だけに集中して書くことができます。
自分でさえも知らなかった自分に出会い、目標の達成や、精神の安定という効果を実感してみてはいかがでしょうか。