自分のWordpressサイトに他の人のアカウントを作る場合、適切な権限を設定する必要がある。
ユーザの作成方法と、権限についてまとめていく。
WordPressで新規ユーザを作る
管理画面の「ユーザー」→「新規ユーザーを追加」から、新規ユーザー作成画面に移る。

ユーザー名とメールアドレスは必須で、「ユーザーに通知を送信」にもチェックを入れておくと、パスワード再設定のリンクが送られる。
権限グループは後述するが、ページ作成を依頼しているなら、寄稿者が最も安全のため、ここでは寄稿者とする。
「新規ユーザーを追加」ボタンを押せば、作成完了。
ユーザー作成してもらった側は、メールが届くので、そこにあるリンクを踏めばパスワード再設定フォームが出てくる。
好きなパスワードを登録すれば、ログイン画面からログインできるようになる。(ログイン画面のURLもメールで送られてくる)

寄稿者ユーザーの使い方
外部の人に勝手に記事を公開されたくない、または今ある記事を編集されたくない場合は、寄稿者がおすすめだ。
- 自分で作成した記事しか編集できない
- そして、それを公開することはできない
寄稿者として新規記事を追加すると、公開ボタンが「レビュー待ちとして送信」ボタンに変わっている。なので、寄稿者としては記事を公開することはできない。
編集権限以上を持つユーザーに公開してもらう必要がある。

下記が、編集権限を持つユーザーで記事を見たときの画像。「公開」ボタンがあるので、内容に問題がなければ公開する権限がある。

ユーザー権限のまとめ
WordPressの主要な権限レベルと各機能について表にまとめてみた。
権限レベル | 記事作成 | 記事公開 | 記事編集 | プラグイン管理 | テーマ変更 | ユーザー管理 |
---|---|---|---|---|---|---|
管理者 | ✅ | ✅ | 全記事 | ✅ | ✅ | ✅ |
編集者 | ✅ | ✅ | 全記事 | ❌ | ❌ | ❌ |
投稿者 | ✅ | ✅ | 自分の記事のみ | ❌ | ❌ | ❌ |
寄稿者 | ✅ | ❌ | 自分の記事のみ | ❌ | ❌ | ❌ |
購読者 | ❌ | ❌ | ❌ | ❌ | ❌ | ❌ |
その他の主な機能
- メディアライブラリの利用:管理者、編集者、投稿者が可能
- コメント管理:管理者、編集者が可能
- サイト設定の変更:管理者のみ可能
- データベース管理:管理者のみ可能
ほとんどの人が管理者としてサイト運営していると思うので、よく使うのは管理者と寄稿者だと覚えておけば良いだろう。