外注ライターって自分でサイト作れないの?

ホームページ制作をしている人は、売れるようになってくると徐々に外注でライターを雇って代わりに記事を書いてもらうことがあります。

ライターはクラウドソーシングで募集することができ、今では人気の副業の1つです。しかし、ライティングだけをするより、ホームページ制作を丸々請け負ったほうが当然ながら稼げます。

ライターは質の高い文章が書けるのに、なぜホームページを自分で売ることをしないのでしょうか?

1つは、ホームページというのは、ライティング技術だけでは作れないからです。ホームページを作るためには、サーバやドメイン、ネットワークなどのIT知識が多少は必要になってきますし、魅力的なホームページにするためには、文章だけでなく、デザインや画像の使い方も重要になってきます。

ホームページ制作も、時間があればできるようにはなるのですが、そのスキルを身につける労力を割きたくない、という方がライターになるのだと思います。

2つ目の理由は、単純に書くことが好きな人です。僕もそうですが、日記を書いたり、こうやって文章を書くのって結構面白いんです。それに比べると、ホームページ制作は細かい作業とか、セキュリティを気にして慎重にやらないといけない作業もあったりして、楽しいこともあるけど疲れる、という印象です。

なので、ホームページ制作を作るのが好きな人もいれば、文章を書くのが好きな人もいるわけで、誰もが儲かることだけを生業にしているわけではない、ということです。

好きなことをして少しでも稼げるのなら、それはとても素晴らしいことですよね。

ホームページ制作は儲かるとはいえ、年々作るのが簡単になってきていて、そのうちスマホだけで簡単に作れる時代が来るかもしれません。それに比べると、ライティングというのは、AIにはマネできない、その人の文体というものがあって、個性が出せる働き方でもあるのです。

なので、一概にホームページ制作が儲かるから、ライターじゃなくてホームページごと作っちゃおうよ!とは言えません。ライティングというクリエイティブな仕事はAIに取られない仕事として生き残るかもしれないからです。